環境省ちゅうぶ環境メールマガジン コラム(第18号)

浅間山麓国際自然学校の取り組み

NPO法人浅間山麓国際自然学校 事務局長 橋詰 元良(はしづめ もとよし)氏

上信越高原国立公園浅間地域は活火山浅間山を中心に高峰高原、池の平湿原、湯の丸高原など手つかずの自然が残り、日本有数の高山蝶の生息地として、また多種多様な高山植物の宝庫として知られています。NPO法人浅間山麓国際自然学校(以下自然学校)は、このように残された大自然を次世代に継承するとともに、多くの方々に訪れていただいた中で自然の素晴らしさを認識してもらい、自然の大切さ、自然とのかかわり方など環境に対する意識の向上を図るため、浅間山麓の振興を含めて様々な活動を展開しています。
平成20年3月、自然学校の活動実績が認められ、上信越高原国立公園浅間地域の公園管理団体に指定されました。公園管理団体とは、地域に即した公園管理と利活用方策を実践し、周辺地域の巡回や登山道の補修、情報提供や啓蒙活動、利用実態や自然環境調査など幅広い業務に携わる団体で、環境省によって指定されるものです。今回の指定は、全国の国立公園で4番目、NPO法人としては初めての指定となります。
公園管理団体の指定以降、業務範囲が広くなり、これまで以上に各種関係団体との連携を密にしていくことが必要になりました。また、個別ポイントではなく全体的な保全計画、管理計画を策定して、公園管理を実施することも必要になります。そこで、平成20年度は浅間地域の西側に当たる湯の丸地区において高山蝶やレンゲツツジの保全、その他の動植物の保全・管理について、関係者と協力し、湯の丸山全体の管理計画策定や具体的な実施計画の策定を行うこととしました。最終的には浅間地域全体の自然環境保全と同時に国立公園の利活用という面で、地域観光の振興も含めたグランドデザインを考えていく予定であり、地元からは大きく期待されているところです。
また、平成20年4月に高峰高原の車坂峠に当地域を訪れる方々のための施設として高峰高原ビジターセンターが開設され、自然学校が施設内の案内カウンターにおいて浅間地域に関する様々な情報を提供しています。この高峰高原ビジターセンターは、公園管理活動の拠点であり、且つ浅間地域を多くに人に知ってもらい訪れてもらうための拠点となっています。高峰高原を訪れた際には、ぜひ、お立ち寄りください。

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