環境省ちゅうぶ環境メールマガジン コラム(第14号)

環白山エコツーリズム推進支援事業の紹介

2008.6.9

環白山保護利用管理協会 事務局 南 修(みなみおさむ)氏

白山国立公園の豊かな自然と豪雪地帯ゆえに生まれ、受け継がれる固有の歴史、文化を共有する石川、福井、岐阜、富山の4県6市1村の山麓地域の人々が「守ろう、活かそう、伝えよう白山」を合言葉に、平成19年1月28日に設立した環白山保護利用管理協会は、地域や立場を超えて連携し、協働する組織として「保全・管理の充実」「ノウハウの共有・調査研究」「情報の発信と受信による交流の促進」「地域の宝を活かした持続可能な地域づくり」を4つの柱として、登山道補修、外来植物除去活動、サブレンジャー事業、登山道管理手法研究、白山利用動態調査、環白山進歩自由夢、エコツーリズム推進などに取り組んでいます。
目的の実現には、地元の人々の力―元気な白山麓が不可欠です。そんな思いから環白山エコツーリズム推進事業は、持続可能な地域振興手法として確立された「地元学」と金沢工業大学敷田麻実教授(現、北海道大学観光学高等研究センター教授)の「OPENサーキットモデル」を基礎資料にしました。
3年間をひとつのサイクルとして、1年目の「あるもの探し」は地域資源を発見、確認するきっかけづくり、2年目の「ガイド養成講座」「モニタリングエコツアー」で仕組みづくりと検証を、そして3年目に住民主体の取組みで「地域型エコツアー」企画を実現することで地元に自信と誇りが甦り、地域循環型経済基盤のひとつに育つ。
このスパイラルを環白山地域に順次、実施、継続、発展することによって、「環白山エコツーリズムの環」となり、連携、協働を担保する仕組みが出来上がります。
環白山保護利用管理協会は、「中間支援型組織」として皆さんと一緒に学び、実現へ共に汗を流してまいります。

【参考】

これまでに出来上がった「環白山エコツーリズムの環」

  1. 1.福井県勝山市小原地区  小原ECOプロジェクト
    「再生古民家による集落機能再編や環境保全協力金による環境保全への取組み」
  2. 2.岐阜県郡上市石徹白地区 石徹白十三人衆
    「参加体験型エコツアーによる持続可能な環境保全への取組」
  3. 3.石川県白山市白峰地区  白峰てんぽ塾
    「住民主体の地域循環型経済基盤の再生としての白山しらみね自然学校の創設」
  4. 4.岐阜県大野郡白川村平瀬地区
    「トヨタ白川郷自然學校との連携による大白川園地、平瀬登山道と平瀬温泉郷を一体的に活用したエコツアーによる地域づくり」
  5. 5.富山県南砺市五箇山地区 五箇山ECOプロジェクト
    「歴史の道、古道、峠道整備を軸としたエコツアーによる広域連携の仕組みづくり」
  6. 6.石川県白山市中宮地区
    「エコミュージアムの概念によるコミュニティ再生」をテーマに今年3月に地区住民による実行委員会が発足しました。

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