環境省ちゅうぶ環境メールマガジン (第14号)
環境省ちゅうぶ環境メールマガジン (第14号)
2008.4.2
環境省ちゅうぶ環境メールマガジン (第14号)
★発行:環境省 中部地方環境事務所
★発行日:平成20年5月7日
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このメールマガジンも1周年を迎えました。今後も皆様のご要望等をお聞きし、より良いメールマガジンづくりに反映していきたいと思いますので、ご意見・ご要望がございましたら、reo-c-chubu.env.go.jpまでお寄せください。ご意見・ご要望を頂いた方から、抽選で1名様に中部地方環境事務所オリジナル風呂敷を贈呈します。よろしくお願いします。
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季候も良くなり、外出するのが楽しい季節になりました。今まで変化の多い環境で過ごされた方も、ほっと一息つけるようになってきて、外に目を向ける余裕もできたのではないでしょうか。外出する際にはぜひ「マイバッグ」と「マイボトル」を忘れずに。出てきた余裕を環境のために使ってみては?
今年開かれる洞爺湖サミットに向けて、5月24日(土)~26日(月)には神戸でG8環境大臣会合が開かれ、地球温暖化対策などに関して国際的な議論が行われます。自分も気持ちよく過ごすためにも、ちょっとした工夫で環境問題に取り組みませんか?
◆もくじ◆
- 1.トピック
- (1)環境対策関係
○「京都議定書目標達成計画」が改定されました - (2)廃棄物・リサイクル関係
○ユニー(株)が「エコ・ファーストの約束」を行いました - (3)自然環境関係
○「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰が行われました
- (1)環境対策関係
- 2.中部地方環境事務所からのお知らせ
- ○「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成18年度集計結果から~」を作成しました
- ○平成20年版環境統計集を発行しました
- ○環境省・気象庁共同の黄砂情報提供ホームページを開設しました
- ○「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」が始まります
- ○国立公園入口標識の整備を進めています
- ○河童橋公衆トイレ建て替え中です
- ○行楽シーズン到来です
- <EPO中部>
○中部電力(株)とEPO中部とのパートナーシップ事業
中部地域のエコキッズたちへ
火力発電所の石炭灰を使った「環境学習実験キット」をプレゼント
- 3.イベント・募集情報
- (1)イベント情報
- <中部地方環境事務所>
○温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度に関する説明会・相談会
- <稲永ビジターセンター>
- ○企画展 ようこそ!ひがたのレストランへ
- <藤前活動センター>
- ○'08春のクリーン大作戦
- ○企画展「なごや埋め立て物語」~続・なごやの海の物語~
- ○干潟の幼稚園
- <横山ビジターセンター>
○伊勢志摩国立公園自然観察会 - <長野自然環境事務所>
○中部山岳・上信越高原アクティブレンジャー 国立公園写真展
- <EPO中部>
○なごや環境大学共育講座
つぶやきをカタチにしよう ~ESD的学びをつくろう~ - ○なごや環境大学実行委員会主催
ユニー(株)提供 お店探検隊インタープリターになろう講座
~子どもと地域のお店で環境学習~ - ○中部電力(株)とEPO中部とのパートナーシップ事業
中部地域のエコキッズたちへ 火力発電所で出た石炭灰を使った「環境学習実験キット」をプレゼント - <その他>
○環境月間県民のつどい(愛知県)
- <中部地方環境事務所>
- (2)募集情報
- ○動物愛護週間ポスターのデザイン絵画を募集します
- ○「こどもエコクラブ」の参加を募集します
- (1)イベント情報
- 4.コラム
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1.トピック
(1)環境対策関係
○「京都議定書目標達成計画」が改定されました
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4月から地球温暖化防止のための京都議定書の第1約束期間がスタートしました。その京都議定書における我が国の温室効果ガス6%削減の約束をより確実に達成するため、必要な施策を盛り込んだ「改定京都議定書目標達成計画」が3月28日(金)に閣議決定されました。
詳しくは http://www.env.go.jp/press/9547.html
(2)廃棄物・リサイクル関係
○ユニー(株)が「エコ・ファーストの約束」を行いました
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ユニー(株)が、環境大臣に対して、食品小売業界のトップランナーとして、食品廃棄物の発生抑制や自社が排出する食品廃棄物のリサイクルループの構築等に取り組むとする「エコ・ファーストの約束」を4月21日(月)に行いました。
詳しくは https://chubu.env.go.jp/pre_2008/0418a.html
(3)自然環境関係
○「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰が行われました
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自然環境の保全に関して顕著な功績があった者(又は団体)の功績を讃えるため、自然環境功労者環境大臣表彰が4月28日(月)に行われました。
中部地域では、保全活動部門で唐木 勉氏(長野県)、川口祐二氏(三重県)、布土まちづくり推進委員会(愛知県)、自然ふれあい部門で石本昭司氏(福井県)、調査・学術研究部門で徳本 洋氏(石川県)、古池 博氏(石川県)が受賞されました。
詳しくは http://www.env.go.jp/press/9583.html
2.中部地方環境事務所からのお知らせ
○「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成18年度集計結果から~」を作成しました
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環境省では、PRTR制度を広く一般の方にもご理解・ご活用いただけるように、平成18年度集計結果の解説を追加した分かりやすいガイドブックを作成いたしました。
詳しくは http://www.env.go.jp/press/9557.html
○平成20年版環境統計集を発行しました
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環境省では、環境の状態に関するデータや、環境への負荷に関するデータ、環境問題に対して講じた対策に関するデータを幅広い視点で集約した「平成20年版環境統計集」を発行しました。
詳しくは http://www.env.go.jp/press/9592.html
○環境省・気象庁共同の黄砂情報提供ホームページを開設しました
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環境省及び気象庁では、黄砂の飛来状況への関心が高まっていることを受け、インターネットでの情報を収集するに当たって利便性を高めるため、環境省・気象庁共同のホームページを開設しました。
詳しくは ↓
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosateikyou/kosa.html
○「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」が始まります
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環境省やその他関連機関は、5月30日(金)(ごみゼロの日)から6月5日(木)(環境の日)までを「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」とし、期間中は、市民、事業者、行政が一体となって、監視や啓発活動等を一斉に実施するなど、ごみの不法投棄対策の取組を強化することしています。
詳しくは ↓
http://www.env.go.jp/recycle/ill_dum/kanshi_week/outline.html
○国立公園入口標識の整備を進めています
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我が国を代表するすぐれた自然風景地である国立公園には、多数の方々がマイカーや観光バスなどで訪れています。しかし、国立公園へと続く主要な道路であっても、国立公園区域を示す標識や情報提供施設等が十分に整備されていないのが現状です。
そこで国立公園地域を訪れた方々に、「ここからが国立公園である」とわかるように入口標識の整備を進めています。昨年度には上信越高原国立公園で5箇所、中部山岳国立公園で2箇所、白山国立公園で3箇所で整備を行いました。今年度は上信越高原国立公園で1箇所、中部山岳国立公園及び白山国立公園でそれぞれ2箇所の整備を行う予定です。
また、標識の表記に当たっては、日本語と併せ英語の表記をし、国際化対応に努めています。
○上高地河童橋公衆トイレ建て替え中です
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河童橋たもとの公衆トイレが、築25年を経過し老朽化したため、現在、建て替えを行っています。新しいトイレは車椅子利用も可能な多目的型トイレとし、リュック等を置く荷台を各ブースに設けるなど、上高地の利用者特性を考慮しています。便器数も増えるため、混雑が緩和されます。オープンは7月15日(火)を予定しています。しばらくの間ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどお願いいたします。
○観光シーズン到来です
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5月の新緑の季節を迎え、中部山岳国立公園では立山アルペンルートの開通や上高地の開山祭が行われ、上信越高原国立公園でも志賀草津道路の開通、そのほかの各所でも続々と春の訪れの知らせが届き、本格的な観光シーズンを迎えました。
一部には雪も残っており、天候の急変への備えなど、十分な注意が必要ですが、これからの季節、自然を思いっきりお楽しみください。
<EPO中部>
○中部電力(株)とEPO中部とのパートナーシップ事業
中部地域のエコキッズたちへ
火力発電所の石炭灰を使った「環境学習実験キット」をプレゼント
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中電グループでは、社員とその家族の方々が環境のことを考えた活動に参加してポイントを集める「中電グループECOポイント活動」に取り組んでいます。集められたECOポイントを「地域の環境活動に頑張っている子どもたちの応援に使いたい!」と「環境学習実験キット」をプレゼントしています。
EPO中部では、企業と地域、社員とこどもをつなぎたい!と、この事業のサポートをしています。
このキットは中部電力(株)の火力発電所で出た石炭灰を再利用して作られています。是非、夏休みの宿題、自由研究にご活用ください。
詳しくは http://www.epo-chubu.jp/
3.イベント・募集情報
(1)イベント情報
<中部地方環境事務所>
○温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度に関する説明会・相談会
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「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく温室効果ガス排出量の算定・報告・公表制度において確実な報告をしていただくため、説明会と個別の相談会を名古屋市内で開催します。
日時:5月15日(木) 説明会10:00~ 相談会13:30~
場所:名古屋市男女平等参画推進センター3階特別セミナールーム
詳しくは ↓
http://www.env.go.jp/earth/ghg-santeikohyo/setsumeikai/index.html
<稲永ビジターセンター>
○企画展 ようこそ! ひがたのレストランへ
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藤前干潟には多くの鳥が集まります。では、なぜ藤前干潟に集まってくるのでしょう? 1つの大きな理由として鳥たちの餌が豊富にあることです。鳥になったつもりで藤前干潟の生き物を見てみましょう!
開催期間:6月20日(金)まで
開催場所:稲永ビジターセンター
問い合わせ:稲永ビジターセンター TEL 052-389-5821
<藤前活動センター>
○'08春のクリーン大作戦
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日本有数の渡り鳥の飛来地である藤前干潟は、生命のつながりと私たちの暮らしのあり方を教えてくれる貴重な場所です。
しかし、藤前干潟とその周辺の岸辺は、上流から運ばれたペットボトル、ビニール袋などのごみに覆われて、問題になっています。皆さんの手できれいにしませんか?
当日は豚汁のサービスもありますので、皆様お誘い合わせの上お越しください。みんなで楽しくいい汗をかき、ごみのない藤前を取り戻しましょう!
日時:5月17日(土)10:00~12:30 雨天中止、順延なし
持ち物:豚汁が出ますので、マイカップ・マイ箸をご持参ください。
お問い合わせ:庄内川河川事務所地域連携課
TEL 052-914-6924
NPO藤前干潟を守る会(担当:戸苅)
TEL 080-5157-2002
○企画展「なごや埋め立て物語」~続・なごやの海の物語~
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なごやの海岸線が、むかしはもっと内陸にあったってご存知ですか? なごやの海は実は江戸時代からず~っと埋め立てられてきたのです。藤前活動センターでは、そんな「なごやの海」の海岸線の変化、埋め立ての歴史を展示しています。いま、あなたが住んでいる所も、むかしは海だったかも・・・。
開催期間:5月18日(日)まで
開催場所:藤前活動センター 2階
問い合わせ:藤前活動センターTEL 052-309-7260
○干潟の幼稚園
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春の干潟には生きものがいっぱい!
こどもといっしょに干潟で遊んでみませんか?
日時:5月24日(土) 13:00~15:30
集合:13:00 藤前活動センター レクチャー室
対象:4歳~小学校低学年以下の子どもとその家族
定員:20名
参加費:おとな200円、子ども100円、幼児無料
持ち物:弁当、水筒、帽子、タオル、着替え
申し込み・問い合わせ:藤前活動センター TEL 052-309-7260
<横山ビジターセンター>
○伊勢志摩国立公園自然観察会
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愛鳥週間の行事として野鳥の観察会や、若葉の図鑑づくり等の自
然観察会を開催します。
日時:5月11日(日)、5月24日(土)、5月31日(土)
場所:横山ビジターセンターとその周辺
詳しくは http://www.yokoyama-vc.jp/event_info/index1.html
<長野自然環境事務所>
○中部山岳・上信越高原アクティブ・レンジャー 国立公園写真展
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アクティブ・レンジャーがフィールドで出会った、ハッとするような美しい風景、足もとに咲く可憐な花、日々の活動の様子などを紹介する写真展を、上高地インフォメーションセンターで開催します。
開催期間:5月1日(木)~5月25日(日)
開催場所:上高地インフォメーションセンター
開催時間:8時00分~17時00分 入場無料
詳しくは https://chubu.env.go.jp/nagano/to_2007/0227a.html
<EPO中部>
○なごや環境大学共育講座
つぶやきをカタチにしよう ~ESD的学びをつくろう~
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この講座では、未来を持続可能なものに変えていく力、新しい学びについて、みなさまのつぶやきから見出し、しくみとしてカタチづくっていくことをサポートしていきます。ご関心のある方は是非ご参加ください。
5月24日(土)開催の第2回では、定員も50人とし、子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主の増田喜昭さんをゲストにお迎えし、「こどものスイッチ」というテーマでお話を伺います。
開催期間:5月23日(金)から8月3日(日)まで全5回
詳しくは http://www.epo-chubu.jp/
○なごや環境大学実行委員会主催
ユニー(株)提供 お店探検隊インタープリターになろう講座
~子どもと地域のお店で環境学習~
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お店で子どもと環境学習。ユニー(株)の取組をプログラムにして地域のお店で実践します。
地域のお店で子どもの学びをつくるインタープリターになりませんか? 熱意のある人、地域のお店で環境学習を実践したい人、是非ご参加ください!
開催期間:5月17日(土)から11月15日(土)まで全6回
詳しくは ↓
http://www.n-kd.jp/modules/piCal/?event_id=0000005430
<その他>
○環境月間県民のつどい(愛知県)
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6月は環境月間です。愛知県は、「環境月間県民のつどい」を開催し、気象予報士の石原 良純氏を迎えて講演を行い、環境保全関係功労者表彰式を行います。
期日:6月5日(木) 13:30~15:30
場所:愛知県女性総合センター(ウィルあいち) ウィルホール詳しくは 愛知県環境部環境活動推進課環境学習・情報グループ
TEL 052-954-6208
(2)募集情報
○動物愛護週間ポスターのデザイン絵画を募集します
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環境省及び動物愛護週間中央行事実行委員会では、平成20年度動物愛護週間ポスターのデザイン絵画を公募します。最優秀作品には環境大臣賞が贈られます。
応募期限:6月18日(水)
詳しくは http://www.env.go.jp/press/9600.html
○「こどもエコクラブ」の参加を募集します
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環境省は、「こどもエコクラブ」の参加を募集します。この「こどもエコクラブ」事業は、次世代を担う子どもたちが、人と環境との関わりについての体験を積み重ねながら、環境を大切にする心を育んでいくことを目的として、環境省が地方公共団体との連携のもとに実施しています。
詳しくは http://www.env.go.jp/press/9544.html
4.コラム
中部地域において様々な環境活動を行っている方々からの寄稿による「コラム」を掲載します。
環白山エコツーリズム推進支援事業の紹介
環白山保護利用管理協会 事務局 南 修(みなみおさむ)氏
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白山国立公園の豊かな自然と豪雪地帯ゆえに生まれ、受け継がれる固有の歴史、文化を共有する石川、福井、岐阜、富山の4県6市1村の山麓地域の人々が「守ろう、活かそう、伝えよう白山」を合言葉に、平成19年1月28日に設立した環白山保護利用管理協会は、地域や立場を超えて連携し、協働する組織として「保全・管理の充実」「ノウハウの共有・調査研究」「情報の発信と受信による交流の促進」「地域の宝を活かした持続可能な地域づくり」を4つの柱として、登山道補修、外来植物除去活動、サブレンジャー事業、登山道管理手法研究、白山利用動態調査、環白山進歩自由夢、エコツーリズム推進などに取り組んでいます。
目的の実現には、地元の人々の力―元気な白山麓が不可欠です。そんな思いから環白山エコツーリズム推進事業は、持続可能な地域振興手法として確立された「地元学」と金沢工業大学敷田麻実教授(現、北海道大学観光学高等研究センター教授)の「OPENサーキットモデル」を基礎資料にしました。
3年間をひとつのサイクルとして、1年目の「あるもの探し」は地域資源を発見、確認するきっかけづくり、2年目の「ガイド養成講座」「モニタリングエコツアー」で仕組みづくりと検証を、そして3年目に住民主体の取組みで「地域型エコツアー」企画を実現することで地元に自信と誇りが甦り、地域循環型経済基盤のひとつに育つ。
このスパイラルを環白山地域に順次、実施、継続、発展することによって、「環白山エコツーリズムの環」となり、連携、協働を担保する仕組みが出来上がります。
環白山保護利用管理協会は、「中間支援型組織」として皆さんと一緒に学び、実現へ共に汗を流してまいります。
【参考】
これまでに出来上がった「環白山エコツーリズムの環」
- 1.福井県勝山市小原地区小原ECOプロジェクト
「再生古民家による集落機能再編や環境保全協力金による環境保全への取組み」 - 2.岐阜県郡上市石徹白地区 石徹白十三人衆
「参加体験型エコツアーによる持続可能な環境保全への取組」 - 3.石川県白山市白峰地区白峰てんぽ塾
「住民主体の地域循環型経済基盤の再生としての白山しらみね自然学校の創設」 - 4.岐阜県大野郡白川村平瀬地区
「トヨタ白川郷自然學校との連携による大白川園地、平瀬登山道と平瀬温泉郷を一体的に活用したエコツアーによる地域づくり」 - 5.富山県南砺市五箇山地区 五箇山ECOプロジェクト
「歴史の道、古道、峠道整備を軸としたエコツアーによる広域連携の仕組みづくり」 - 6.石川県白山市中宮地区
「エコミュージアムの概念によるコミュニティ再生」をテーマに今年3月に地区住民による実行委員会が発足しました。
<編集後記>
春は暖かく眠くなりますが、イベントもたくさんありますので、寝るのはほどほどにして積極的にいろいろなイベントに参加してみてください。きっと新たな仲間や世界が広まっていくと思います。私たちもイベントやメルマガを通して皆さまと積極的に関わっていきたいと思います。よろしくお願いします。
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