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中部地方環境事務所

環境省ちゅうぶ環境メールマガジン (第13号)

環境省ちゅうぶ環境メールマガジン (第13号)

2008.4.2

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環境省ちゅうぶ環境メールマガジン (第13号)

                  ★発行:環境省 中部地方環境事務所

                  ★発行日:平成20年4月2日

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 このメールマガジンも1周年を迎えました。今後も皆様のご要望等をお聞きし、より良いメールマガジンづくりに反映していきたいと思いますので、ご意見・ご要望ありましたら、reo-c-chubu.env.go.jpまで連絡いただければと思います。ご意見・ご要望を頂いた方から、抽選で1名様に中部地方環境事務所オリジナル風呂敷を贈呈します。よろしくお願いします。

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名古屋城のお堀の桜がついに開花し、石垣が薄紅に彩られています。これから中部地域は本格的な春を迎えますね。春は命の息吹が感じられ、どこにお出かけするにも、気持ち良くていい季節。ちょうど4月15日(火)から5月14日(水)までは「みどりの月間」ですので、外に出かけて自分なりの春を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

◆もくじ◆

  1. 1.トピック
    1. (1)環境対策関係
      • ○「こどもホタレンジャー」の受賞団体が決まりました
      • ○第7回NGO/NPO・企業の環境政策提言の選考結果が発表されました
      • ○温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度による平成18年度温室効果ガス排出量の集計結果を公表しました
    2. (2)廃棄物・リサイクル関係
      • ○第2回中部地方不法投棄対策連絡会を開催しました
    3. (3)自然環境関係
      • ○スノーシュートレッキング湯の丸~雪山賛歌とともに~ 
  2. 2.中部地方環境事務所からのお知らせ
    • ○アルペンルートが開通しました
  3. 3.イベント・募集情報
    1. (1)イベント情報
      • <藤前活動センター>
        ○企画展「なごや埋め立て物語」~続・なごやの海の物語~
      • <稲永ビジターセンター>
        ○企画展 ようこそ!ひがたのレストランへ
      • <横山ビジターセンター>
      • ○伊勢志摩国立公園自然観察会
      • <長野自然環境事務所>
      • ○中部山岳・上信越高原アクティブレンジャー 国立公園写真展を開催します
      • <EPO中部>
        ○なごや環境大学実行委員会主催
        ユニー(株)提供 お店探検隊インタープリターになろう講座
        ~子どもと地域のお店で環境学習~
        参加者募集中!!
      • <自然観察会>
        ○伊勢志摩国立公園
    2. (2)募集情報
      • ○参加しよう!「省エネコンテスト」
      • <EPO中部>
        ○デンソーエコポイント制度(通称:DECOポン)
        地域還元事業「地域の環境活動への助成」スタート!
  4. 4.コラム

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1.トピック

(1)環境対策関係

○「こどもホタレンジャー」の受賞団体が決まりました

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環境省では、水環境保全活動の更なる普及啓発を図るため、「こどもホタレンジャー」の活動レポートを募集し、応募された報告から環境大臣賞、優秀賞及び特別賞の受賞団体を決定し、表彰式・活動報告会を開催しました。

中部地域では、愛知県刈谷市立小垣江東小学校第3学年「とべ!ぼくらのホタル」が優秀賞を受賞し、長野県上田市立清明小学校6年1組メニースターボタルが特別賞を受賞しました。

詳しくは http://www.env.go.jp/press/9468.html

○第7回NGO/NPO・企業の環境政策提言の選考結果が発表されました

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環境省では、民間からの政策提言を政策に生かすとともに、民間の政策提言能力向上を目的として「NGO/NPO・企業環境政策提言」を募集しました。今回、寄せられた56件の応募提言の中から優秀提言2件、優秀に準ずる提言3件を選定しました。

中部地域では、優秀に準ずる提言として、社団法人環境創造研究センターの提言が選ばれました。

詳しくは http://www.env.go.jp/press/9492.html

○温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度による平成18年度温室効果ガス排出量の集計結果を公表しました

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地球温暖化対策推進法に基づく温室効果ガス算定・報告・公表制度により事業者から報告のあった平成18年度の温室効果ガス排出量について、その集計結果を公表し、個別事業所のデータの開示請求の受付を開始しました。

詳しくは http://www.env.go.jp/earth/ghg-santeikohyo/

(2)廃棄物・リサイクル関係

○第2回中部地方不法投棄対策連絡会を開催しました

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廃棄物の不法投棄対策についての連携強化のため、中部地域の国の行政機関及び地方公共団体が情報交換を行う「第2回中部地方不法投棄対策連絡会」を3月10日(月)に開催しました。

同連絡会では、全国ごみ不法投棄撲滅運動と連携できる看板の製作や全国一斉陸海空集中パトロール等、関係機関間の具体的な協力・連携施策について話し合いが行われました。

(3)自然環境関係

○スノーシュートレッキング湯の丸~雪山賛歌とともに~

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3月1日(土)に参加者21名は、夏はレンゲツツジで有名な上信越高原国立公園内にある湯の丸山(標高2,101m)にスノーシュー(西洋版かんじき)を履いて登りました。晴れていれば山頂から北アルプスの一望を楽しめるのですが、この日はあいにくの雪空。景観を堪能できない代わりに、フカフカの新雪の中をまるで蝶が舞うように角間峠を経由して鹿沢温泉へ下山しました。案内のパークボランティアから、この場所は有名な山の歌「雪山讃歌」の発祥の地であるという解説を受け、楽しんだ湯の丸の雪山を思い浮かべながら皆でこの歌い、帰路に着きました。

2.中部地方環境事務所からのお知らせ

○アルペンルートが開通しました

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冬期間閉鎖されていた立山黒部アルペンルートが開通します。4月10日(木)~16日(水)は扇沢から室堂平まで、17日(木)からは全線開通となります。この時期は、黒部湖の結氷や室堂平の雪原散策、4月17日(木)からは春山スキー等が楽しめます。一方、繁殖期のライチョウを保護するための柵や、火山ガスの危険がある地獄谷への立ち入りを防止する柵などが設置されているほか、天候が悪化すると降雪等により交通機関がストップすることもありますので、交通機関等での事前の情報収集が大切です。

3.イベント・募集情報

(1)イベント情報

<藤前活動センター>
○企画展「なごや埋め立て物語」~続・なごやの海の物語~

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なごやの海岸線が、むかしはもっと内陸にあったってご存知ですか? なごやの海は実は江戸時代からず~っと埋め立てられてきたのです。藤前活動センターでは、そんな「なごやの海」の海岸線の変化、埋め立ての歴史を展示しています。いま、あなたが住んでいる所も、むかしは海だったかも・・・。

開催期間:5月18日(日)まで

開催場所:藤前活動センター 2階

問い合わせ:藤前活動センター  Tel 052-309-7260

<稲永ビジターセンター>
○企画展 ようこそ! ひがたのレストランへ

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藤前干潟には多くの鳥が集まります。では、なぜ藤前干潟に集まってくるのでしょう? 1つの大きな理由として鳥たちの餌が豊富にあることです。鳥になったつもりで藤前干潟の生き物を見てみましょう!

開催期間:6月20日(金)まで

開催場所:稲永ビジターセンター

問い合わせ:稲永ビジターセンター Tel 052-389-5821

<横山ビジターセンター>
○伊勢志摩国立公園自然観察会

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「みどりの月間」の関連行事として、4月26日(土)に自然観察会「レンゲ畑で自然遊び」を開催します。

詳しくは http://yokoyama-vc.jp/

<長野自然環境事務所>
○中部山岳・上信越高原アクティブ・レンジャー 国立公園写真展を開催します

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アクティブ・レンジャーがフィールドで出会った、ハッとするような美しい風景、足もとに咲く可憐な花、日々の活動の様子などを紹介する写真展を、長野市役所で開催します。

開催期間:4月2日(水)~4月18日(金)

開催場所:長野市役所(2階連絡通路)

開催時間:8時30分~17時15分 入場無料

詳しくは https://chubu.env.go.jp/nagano/to_2007/0227a.html

<EPO中部>
○なごや環境大学実行委員会主催

ユニー(株)提供 お店探検隊インタープリターになろう講座

~子どもと地域のお店で環境学習~

参加者募集中!!

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お店で子どもと環境学習。

ユニー(株)の取組をプログラムにして地域のお店で実践します。

地域のお店で子どもの学びをつくるインタープリターになりませんか? 熱意のある人、地域のお店で環境学習を実践したい人、是非ご参加ください!

開催期間:5月17日(土)から11月15日(土)まで全6回

詳しくは ↓

http://www.n-kd.jp/modules/piCal/?event_id=0000005430

(2)募集情報

○参加しよう!「省エネコンテスト」

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期間中に2週間以上の省エネ活動に取り組み、その省エネ活動の内容及びその具体的成果を「省エネコンテスト」事務局にお送りください。優秀者は、内閣総理大臣賞等として表彰されます。

応募期限:4月30日(水)(当日消印有効)

詳しくは http://www.eccj.or.jp/contest08/page_2.html

<EPO中部>
○デンソーエコポイント制度(通称:DECOポン)

地域還元事業「地域の環境活動への助成」スタート!

~『子どもたち』を主役とした環境活動を応援します!~

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本事業は、デンソーエコポイント制度に参加する社員とその家族が、日常の気軽なエコアクションでためたポイントを地域の環境活動に寄付することで、地域の環境保全・改善のために取り組んでいる子どもたちを応援するための助成プログラムです。

※EPO中部は(株)デンソーの協働パートナーとして本事業を進めます。

応募期限:4月4日(金)(当日消印有効)

詳しくは http://www.epo-chubu.jp/

 4.コラム

今月号から、中部地域において様々な環境活動を行っている方々からの

寄稿による「コラム」を掲載します。

環境省ESD促進事業「かすがいKIZUNA」の紹介

「かすがいKIZUNA」世話人/上野薫中部大学応用生物学部講師

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「かすがいKIZUNA」は、2006年度環境省ESD(持続可能な開発のためんお教育)促進事業のモデル事業として採択が決定されたことをきっかけに生まれた若い団体です。メンバーは、春日井市在住の自然・社会環境の教育に興味のある方々や学生です。私は駆け出しの大学教員ですが、ご縁があって大学近隣地域で実施される本事業の世話人として参加させていただくこととなりました。世界中でESD促進事業が実施されていること、そもそもESDという言葉さえこの事業に関わってから初めて知ったという状況での参加でした。

さて、事業内容の紹介に入ります。初年度には、半年間で次年度事業計画を完成させることが課題でした。実際に最も時間を費やしたのは、ESDの解釈と"環境"という言葉の共通認識を得るという作業でした。事業目的は、小学校を最小単位として「人と自然の命を尊ぶ心を育成する」ことです。教育の対象者は、小学生とPTA、小学校の先生方、地域の方々、かすがいKIZUNAのメンバーです。

次年度には、次の3つのことを実施しました。

  1. 1)小学校の総合的学習の時間を利用し、その小学校に合った教材を使って生物多様性、人と自然とのかかわり、人の社会環境について学ぶ「体験と座学と議論」を取り入れた授業プランを提供するKIZUNAラーニング
  2. 2)子どもたちが学んだことを広く地域に伝えるKIZUNAコミュニティー
  3. 3)大学生がESDコーディネーターとして育成されるKIZUNAコーディネーター

これらの実施にはかなりの無理が必要でしたが、何とか無事完了しました。環境省からの資金援助はこの3月で終了しましたが、せっかく地域に生まれたESDの芽を摘み取ることもないだろうとのメンバーの意見が強く、とりあえず2008年度も持続できる形で活動していくことが決まりました。多くの学び合いの場をつくることがESDであり、大人こそESDを考えなくてはならないことを、私はこの1年半で学びました。カテゴリーを越えて他を知り、受け止め、本当にあるべき姿に向かうために自分ができることを実施する人を少しでも増やす。そのための場の広がりに、これから勉強しながらできるだけ協力していけたらと思っています。

<編集後記>

桜が咲き、希望に夢を膨らませ新しくスタートした新入生、新社会人は、目映いばかりに輝いています。いつまでも、夢を失わず輝き続けてほしいものと思います。

中部地方環境事務所でも、このメールマガジンを通じて皆様に情報発信できるよう日々努力しております。中部地方環境事務所を紹介するパンフレットも一新し、新たに広報誌を発行しました。

まだCO2削減や3Rを実践していない皆様、新入生、新社会人の皆様には、この機会に「みんなで止めよう温暖化」を合い言葉にCO2削減と3Rを実践し「チーム・マイナス6%」を盛り上げていきましょう。(草)

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