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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋

285件の記事があります。

2018年10月15日今週末は、藤前干潟へGo!

国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋 西部理恵

皆さま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

飛島干潟

<10月9日:飛島干潟 サギが飛び交う>

さっそくですが、皆さま、今週末は藤前干潟で過ごしてみませんか?

今週末の日曜日(10月21日)には、藤前干潟で干潟観察会が実施されます。

稲永ビジターセンターで開催されている干潟のごちそう展と連動した企画で、

昔から人は干潟の生きものたちを食べ物として利用してきました。

「潮干狩り」もその一つですよね。

干潟にいるシジミやアサリなどは、美味しくて私たちの生活を豊かにしてくれる食べ物です。

ごちそうとして見る干潟の生きもの、そんな視点で観察してみるのも、きっと面白いですよ。

また、観察会の中では、生きもののすごい能力についても知ることが出来るみたいですよ!

飛島干潟 ヤマトオサガニ

<10月9日:飛島干潟 たくさんのヤマトオサガニ>

干潟観察会の様子

<干潟観察会のイメージ写真>

今年はまだ干潟に入っていないよ、と言う方は、ぜひご参加ください。

冬になると藤前干潟では潮の引く時間帯が2回とも夜間にかかってしまうので、

観察会の実施は難しくなるのです。

そんなわけで、ラストチャンスと思っても良いかもしれません。

今日は少しお天気が悪いのですが、今週末あたりには天気も回復しそうですし、

申込はまだ間に合うそうです!

秋晴れの藤前干潟で、干潟の生きものたちを探してみましょう!

┏━┓
┃ ┃ 稲永ビジターセンター 干潟体験「干潟の生きもののすごいとこ!」
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 日 時:平成30年10月21日(日) 10:00~12:00
 場 所:稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-12)
 定 員:20名
 参加費:大人200円、子供100円、幼児無料
 参加受付:10月7日から受付開始
 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

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2018年09月28日藤前干潟を学習の場として活用してみませんか?

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

藤前干潟から、こんにちは。

アクティブレンジャーの西部です。

少し秋晴れの日があって気持ちの良い季節がやって来たなぁと思ったら、ここのところ連日の雨。台風まで発生してしまい、まだしばらく雨の日が続きそうですね。ちょっと外へ出るのが億劫なお天気ですが、私はちょっとした晴れ間を見つけたら5分でも良いので外へ出てみるようにしています。

稲永公園 コサメビタキ

<コサメビタキ:少し前の爽やかな秋晴れの稲永公園にて>

秋の渡りシーズン、干潟のシギ・チドリ類だけでなく、いろんな鳥が渡っていきますので、普段とはちょっと違うなぁと言う動きを観察できますよ。

干潟のごみとダイゼン

<ダイゼン:大きなごみの近くで>

最近、台風の影響か干潟の上にも大きなごみが流れ着いています。

先日も台風で流れ着いたごみをレポートしましたが、干潟を見ていると、私たち人間と干潟の生きものたちは繋がっているんだなぁと思い知らされます。

一見すると関係のない日常のごみと干潟の生きものたち。

これも干潟にやって来て、初めて実感する事柄の一つですよね。

そんなことを日々感じている私たち名古屋自然保護官事務所のメンバーは、最近、この藤前干潟をもっともっと皆さんの学習の場として活用してもらいたい、と言う思いを強くしています。

藤前干潟 コガモとトリトン(名港西大橋)

藤前干潟のおひざ元、名古屋市の小学生は、学校の授業の中で藤前干潟について学ぶ機会があるのですが、教科書だけで学んだ子どもたちと、実際に干潟を見たり、そして干潟に入って体感したりした子どもたちでは、心に残る度合いが違う!と感じています。

実際に藤前干潟を利用されている先生方からも、

「実際に生き物に触れた後の方が、興味がわき、熱心に取り組んでいる」

「干潟がイメージ出来ていなかったが、実際に体験して、とても楽しそうだ」

と言った意見が聞かれました。

百聞は一見に如かず、とはまさにこのことですよね。

藤前干潟では、干潟体験以外にも、海岸清掃などの活動を行うことが出来ます。

平成29年5月27日 藤前干潟クリーン大作戦

<写真は、平成29年5月27日のクリーン大作戦。清掃活動のイメージです。>

学校に限らず、町内会、会社、部活動などなど、様々な活動の中で、学びの場やイベントの中に学習を組み入れたい、と言った事を模索している方もいらっしゃると思います。

ぜひ、名古屋近郊にお住いの方は、「藤前干潟」と言うフィールドを活用していただけると良いと思います。

興味のある方は、ぜひ名古屋自然保護官事務所(TEL:052-389-2877)までお問い合わせくださいね。

●藤前干潟のイベント

①稲永ビジターセンター 干潟体験「生きもののすごいとこ!」

稲永ビジターセンター 干潟観察会「生きもののすごいとこ!」

 藤前干潟鳥獣保護区には、広大な泥干潟だけではなく、河川敷などに広いヨシ原が広がっています。このヨシ原には、様々な生きものたちが暮らしています。どんな生きものに出会えるのでしょうか。

 日 時:平成30年10月21日(日) 10:00~12:00

 場 所:稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-12)

 定 員:20名

 参加費:大人200円、子供100円、幼児無料

 参加受付:10月7日から受付開始

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

②'18 秋の藤前干潟クリーン大作戦

2018年秋の藤前干潟クリーン大作戦

 毎年恒例となってきたボランティアの皆さんによるごみひろい。

 海のプラスチックごみが世界的に問題となる昨今、藤前干潟でも大量のプラスチックごみが流れ着きます。この機会に、ぜひ藤前干潟をキレイにする活動にご参加ください。

 日 時:平成30年10月27日(土) 10:00~12:00

 会場①:藤前活動センター前(名古屋市港区藤前2-202)

 会場②:中提

 会場③:稲永・野跡会場(名古屋市港区野跡4-11-2)

 参加費:無料

 主催・問合先:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会(TEL:090-8421-1037)

③藤前干潟ふれあい事業 藤前干潟写真展

 四季折々の藤前干潟の風景や渡り鳥・トビハゼなどの生きもの写真など、皆さまから募集した藤前干潟の写真を展示します。

 日 時:平成30年10月6日(土)~10月31日(水)

 場 所:イオンモール名古屋茶屋 3階(名古屋市港区西茶屋2-11)

 主 催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会

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2018年09月27日干潟の学校「ヨシ原探検隊!~ヨシ原に隠れている生き物を探そう~」開催

国指定藤前干潟鳥獣保護区 山﨑 陽子

こんにちは。アクティブレンジャーの山﨑です。

干潟の学校「ヨシ原探検隊!」が9月22日(土)に、開催されました。
9時まで降り続いていた雨がすっと止んで、10時には、予定通り、観察会が始まりました。

今回は、スタッフや、参加者の方の写真を含めて、観察会の流れをご紹介したいと思います。


<事前にスタッフが念入りに準備と打ち合わせをしています>


<最初にスタッフより、カニのつかみ方など、小物を使った楽しい説明がありました。>


<みなさん、長靴を履いて準備万端で、干潟へ出発!>


藤前干潟を眺めながら、歩いて15分ほどで、ヨシ原に到着!
ヨシ原とは、イネ科の植物であるヨシがたくさん生えている所で、小さな生き物や鳥たちの住みかとなっている大切な場所です。

<ヨシ原です。>

干潟に入る前に、まず、スタッフから説明があります。


<ヨシ原の干潟に入る前の3つの約束です。>
説明を聞きながら、カニが巣穴から出てくるまで、じっと待ちます。

<みんなでじっと待っている様子>


でも、子どもたちは早く生き物探しがしたくてうずうずしていました!

干潟に入ると夢中で生き物を捕まえていました。岩をひっくり返すと、カニがたくさん。
カニの雄と雌の見分け方。雄は内側の三角部分が小さく、雌は大きい、なぜなら卵をかかえるためだそうです。

 

<雄>                    <雌>


トビハゼも隠れていましたが、ぴょんぴょんと逃げ足が速く、捕まえるのはなかなか大変です。


<トビハゼを追いかけている様子>

その後、どんな生き物が捕れたのか、みんなで観察します。

<捕まえた生き物をみんなで観察。>

センターに戻って、改めて生き物観察をします。

この日はたくさんの生き物を観察することが出来ましたよ!
一部、写真で紹介したいと思います。

 

<アナジャコ>                <アシハラガニ>

 

<ハサミシャコエビ>             <ヨウジウオ>


藤前干潟には、どのくらいの種類の鳥がいるのか?や、観察会はまたあるのか?など、保護者の方の関心もとても高く、帰り道、歩きながら、いろんなお話をさせていただきました。子どもさんも泥んこになって、楽しんでいました。干潟観察会はとても人気です。皆さまも機会があれば、是非、稲永ビジターセンター、藤前活動センターまでお問い合わせ下さい。

また、両センターの現在展示中の企画展と藤前干潟ふれあい事業の「藤前干潟写真展」もご紹介いたします。

①藤前活動センター 企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」

 「エビ」のようでエビでなし

 「シャコ」のようでシャコでなし

 「ザリガニ」のようでザリガニでなし

 こいつは、いったい何者だ?!

 日 時:平成30年7月28日(土)~12月16日(日) 9:00~16:30

 場 所:藤前活動センター 2階多目的室(名古屋市港区藤前2-202)

 入館料:無料

 休館日:毎週月曜日、第3水曜日(祝日の場合は翌日)

 問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

②稲永ビジターセンター 企画展「干潟のごちそう展」

 食べ物としてみる干潟の生きものたち

 日 時:平成30年8月1日(水)~11月30日(金) 9:00~16:30

 場 所:稲永ビジターセンター 1階(名古屋市港区野跡4-11-2)

 入館料:無料

 休館日:毎週月曜日、第3水曜日(祝日の場合は翌日)

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

③藤前干潟ふれあい事業 「藤前干潟写真展」

【藤前干潟写真展 藤前干潟の魅力~風景・生き物~】

市民の皆さんから寄せられた藤前干潟の写真から、四季折々の藤前干潟の風景や生きものたちの姿を見つめます。撮影者のエピソードも交えて展示されます。

日 時:平成30年10月6日(土)~10月31日(水)

場 所:イオンモール名古屋茶屋 3階(名古屋市港区西茶屋2-11)

入館料:無料

主 催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会

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2018年09月20日~ゴミと共に暮らす生き物と人との関わり~

国指定藤前干潟鳥獣保護区 山﨑 陽子

こんにちは。アクティブレンジャーの山﨑です。

先日の台風の被害で藤前干潟にはたくさんのゴミが漂着しているため、プラスチックを回収しようと出かけました。
すると、潮が満ちてくるタイミングだったため、たくさんのトビハゼが陸地に避難しようと必死に飛び回っていました。

<陸に向かってジャンプするトビハゼたち>

その様子を見ていると、小さなトビハゼたちの周りの岩や砂に絡まっている釣り糸がとても気になってしまい、カメラを向けて観察していました。

その近くには、釣り糸が。危ない!!

<よく見ると、重りのような物と釣り糸でした。>

<釣り糸の近くには、鳥の足跡もたくさんありました。>

それらの釣り糸を回収していると、公園を散歩している方に話しかけられました。
その方は、30年以上、釣りを楽しんでいるとのことで、私が釣り糸を回収しているのを見て、こんな物を見せてくれました。

<これは、魚を釣り上げる際に使う網だそうで、先端を自分で付け替えて、釣りの際に切れてしまった釣り糸を回収するために、いつも持っているとのこと。長さは6m40cmもあるそうで、何十年も前から、こうして釣りの際には、持ち歩き、切れてしまった釣り糸を回収しているのだそうです。>

自然の中で、ルールを守り楽しんでいる、とても大切なことだと感じました。

自然と生き物、人との関わりの大切さをとても実感出来るお話を、聞くことが出来ました。

また、アクティブレンジャーとして活動する中で、普及・啓発以外にも、このような地元の人との出会いや関わりは、私たちにとって、とても大切な事だと思っています。

私たちを見かけたら、いつでも声をかけて下さい。

<最後に、このトビハゼたちの近くにいる体長1cm程の小さなチゴガニの写真を1枚!>

【お知らせ】

1027日(土)には、市民ボランティアの皆さんによる藤前干潟クリーン大作戦が実施されます。

干潟には、あまり目立つことはありませんが、実はこのような小さな生き物もたくさん住んでいます。

皆さま、是非、この機会に清掃活動にご参加いただき、藤前干潟を身近に感じて下さい。

ごみ拾い参加者のためにだけ開催される干潟観察会もありますよ。

詳細は、下記ホームページ、ちらしをご覧ください。

●'18秋の藤前干潟クリーン大作戦

詳細は、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHPをご覧ください。

藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHP

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2018年09月10日漂着ごみと藤前干潟

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

皆さま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブレンジャーの西部です。

台風21号、北海道での地震と日本列島は各地で大変な被害が出ています。

被災された地域の一刻も早い復興をお祈りするとともに、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

ここ藤前干潟鳥獣保護区においても、台風21号の際には隣接地域に避難準備情報が出たり、停電が発生するなど、多くの方々が不安な思いをされた1日となってしまいました。

台風21号後の稲永公園内の様子

稲永ビジターセンターのある稲永公園では、大きな松の木が途中からバッサリと折れたり、遊歩道上に木の枝がたくさん落ちていたりで、非常に歩きにくい状態になるなど、園内も影響が大きかったようです。

現在は、名古屋市野鳥観察館前から稲永ビジターセンター前にかけては、施設のスタッフが頑張って片づけてくれたおかげで歩きやすくなっていますが、頭上の折れた枝などが引っかかって残ったままですので、お出かけの際にはお気を付けください。

さて、台風後の藤前干潟の様子を確認するために、全域ではありませんが見回りをしてきました。

鳥獣保護区内でもいろいろなところに台風21号の爪痕を見る事ができました。

地盤がえぐれたヨシ原

<9月6日:地面がえぐれてしまったヨシ原>

藤前干潟鳥獣保護区内 新川護岸 台風21号の後

<9月6日:鳥獣保護区内新川護岸 ペットボトル専用のゴミ捨て場かと思うほどに漂着している>

藤前干潟鳥獣保護区内

<9月6日:鳥獣保護区内庄内川護岸 一見すると、それほどゴミは多くなさそうだが、よく見ると無数のごみ>

藤前干潟鳥獣保護区内 導流提の先端

<9月6日:庄内川と新川の間にある導流提の先端 防波ブロックの合間にも無数のごみ。その先には干潟が広がる>

ところどころで大量のごみが集まる場所があり、中でもペットボトルの量には驚かされました。日ごろからペットボトルのごみは多いのですが、その量が格段に違います。

ある意味では、ここでキャッチされて海へは流れていかないことを良しとするべきなのかもしれませんね。

これが粉々になってマイクロプラスチックになってしまう前に、ごみ拾いなどをして取り除く努力をしなければいけない、と改めて思いました。

ごみの横で休息するカルガモ

<9月6日:漂着ごみの横で休息するカルガモ>

漂うヨシの上で休息するカルガモ

<9月6日:漂うヨシの上で休息するカルガモ>

1027日(土)には、市民ボランティアの皆さんによる藤前干潟クリーン大作戦が実施されます。

皆さま、この機会にぜひご参加ください。

ごみ拾い参加者のためにだけ開催される干潟観察会もありますよ。

詳細は、下記ホームページ、ちらしをご覧くださいね。

●'18秋の藤前干潟クリーン大作戦

'18藤前干潟クリーン大作戦

詳細は、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHPをご覧ください。

藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHP

ごみの写真ばかりになってしまったので、最後に、最近の藤前干潟にいる鳥たちを少し紹介しましょう。

コチドリ(若)

<9月9日:コチドリ(若い個体)>

比較シリーズ!

カルガモとオオソリハシシギ カルガモとソリハシシギ

<9月9日:左写真は、カルガモとオオソリハシシギ、右写真はカルガモとソリハシシギ>

オオソリハシシギとチュウシャクシギ

<9月9日:オオソリハシシギとチュウシャクシギ、オオソリハシシギの夏羽は腹側がキレイなオレンジ色となりわかりやすいが、今ぐらいの時期から冬羽に変わって来ると、遠目からだとチュウシャクシギとあまり変わらなく見える。嘴は全く違う形をしているので顔をあげてくれるとわかりやすい。>

秋の渡りシーズンでシギ・チドリ類が渡ってきています。

少し涼しくなってきましたので、お天気の良い日にはぜひ藤前干潟へ遊びに来てくださいね。

お待ちしています!

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2018年09月05日夏休み!干潟観察会~アナジャコを探そう!~

国指定藤前干潟鳥獣保護区 管理者(名古屋自然保護官)

こんにちは。アクティブレンジャーの山﨑です。
夏休みも終わり、学校が始まりました。暑さも一時よりは、少し和らいできましたね。

そんな中、夏休み終盤の8月26日(日)、藤前活動センターで、「夏休み!干潟観察会~アナジャコを探そう!~」が開催されました。約10組もの家族が参加し、晴天の中、観察会がスタートです。
干潟まで行くのに、澪筋(みおすじ)という、少し深い部分を通ります。目指すは、うっすらと先に見えている干潟です。


「ちょっと怖い!!」と言っていた子どもも、干潟にたどり着くと大喜びで生き物を探していました。

さあ、アナジャコを探すぞ!
シャベルを持ってお父さんたちが奮闘しています。


穴を掘った後、しばらく、水面をじっと見つめていると、1cm~2cm程の小さなアナジャコが次々と出てきました!

大きなアナジャコを見つけた家族もいました。この日、見つけた大きなアナジャコです。10cmくらいでしょうか。

藤前活動センターに戻って、お弁当を食べてから、現在、展示中の「アナジャコ展」の説明を受け、


その後、干潟で取れた生き物観察会をしました。


こちらは、アナジャコとニホンスナモグリです。同じ・・・???

違いは、ハサミだそうです。ニホンスナモグリは、どちらか一方のハサミが大きく、一方は、小さいのだそうです。なるほど・・・!(ちなみに、左上と一番下がニホンスナモグリです。写真は少し分かりづらいですが、図鑑などで、調べて見て下さいね。)
いろんな生き物の解説を聞き、鳥だけではなく、埋め立てられてしまう予定だった藤前干潟の泥の中には、こんなにもたくさんの種類の生き物が暮らしていること、その生き物たちが海の環境を整えてくれていることなど、スタッフの話を熱心に聞いていました。
改めて干潟の重要性を感じてもらう、とても良い観察会となりました。

●藤前干潟で行われているイベントや展示、今後の予定など

①稲永ビジターセンター 干潟観察会

【9月22日(土) ヨシ原探検隊 】

 藤前干潟鳥獣保護区には、広大な泥干潟だけではなく、河川敷などに広いヨシ原が広がっています。このヨシ原には、様々な生きものたちが暮らしています。

 どんな生きものたちに出会えるのでしょうか。

 日 時:平成30年9月22日(土) 10:00~12:00

 場 所:稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2)

 定 員:20名

 参加費:大人200円、子供100円、幼児無料

 参加受付:9月8日から受付開始

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

②藤前活動センター 企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」

 「エビ」のようでエビでなし

 「シャコ」のようでシャコでなし

 「ザリガニ」のようでザリガニでなし

 こいつは、いったい何者だ?!

 日 時:平成30年7月28日(土)~12月16日(日) 9:00~16:30

 場 所:藤前活動センター 2階多目的室(名古屋市港区藤前2-202)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

③稲永ビジターセンター 企画展「干潟のごちそう展」

 食べ物としてみる干潟の生きものたち

 日 時:平成30年8月1日(水)~11月30日(金) 9:00~16:30

 場 所:稲永ビジターセンター 1階(名古屋市港区野跡4-11-2)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

④藤前干潟ふれあい事業 「藤前干潟写真展」

【藤前干潟写真展 藤前干潟の魅力~風景・生き物~】

市民の皆さんから寄せられた藤前干潟の写真から、四季折々の藤前干潟の風景や生きものたちの姿を見つめます。撮影者のエピソードも交えて展示されます。

日 時:平成30年8月25日(土)~9月30日(日)

場 所:名古屋市野鳥観察館(名古屋市港区野跡4-11-2)

入館料:無料

休館日:毎週月曜日、第3水曜日(祝日の場合は翌日)

問合先:名古屋市野鳥観察館(TEL:052-381-0160)

主 催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会

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2018年08月29日【報告】藤前干潟ふれあい事業 ひがたにくるトリ、どんなトリ?

国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋 西部理恵

皆さま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブレンジャーの西部です。

もう8月末だと言うのに、暑い日が続きますね。

そろそろ学校の夏休みも終わり、ラストスパートの皆さんも多いかもしれません。

私はと言えば、残暑も厳しく、ちっとも夏が終わらないなぁ、なんて思っていたのですが、最近、事務所の鈴虫がリンリンと美しい鳴き声を響かせており、暑さの中にも秋の訪れを感じています。

さて、今日は先日の日記で告知させていただいた藤前干潟ふれあい事業「ひがたにくるトリ、どんなトリ?」の実施報告をしたいと思います。

当日は、台風19号、20号の影響が心配され、スタッフ一同、開催できるかひやひやしていたのですが、そんな心配もなんのその。

当日は、イベント終了まではお天気が持ってくれて、楽しく実施することができました!

参加する子どもたちは25名、保護者の方を含めると総勢48名という多くの方に集まっていただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

今回は、稲永ビジターセンターのお隣に建つ「名古屋市野鳥観察館」さんの協力も得て、

第一部:(名古屋市野鳥観察館)鳥のお話しと観察、

第二部:(稲永ビジターセンター)カモのミニ模型(デコイ)の色塗り体験

と言う構成でした。

集合場所が分かりにくい一面もありましたので、今後は案内も分かりやすいように工夫してみたいと思います。それでも、皆さま、頑張って到着していただき、欠席や遅刻もあまりなく、にぎやかにイベントスタート!

ひがたにくるトリ、どんなトリ?

講師には、国指定藤前干潟鳥獣保護区の鳥獣保護区管理員もされているハンドメイド作家のChachattoさんをお招きし、鳥のお話や観察も含めて、盛りだくさんの2時間をお願いしました!

Chachattoさん、ありがとうございました!

1_鳥のお話しでクイズに挑戦!

今回参加した子どもたちは、ほとんどが藤前干潟に来たことが無い、鳥を観察するのははじめて!だったのですが、アンケートでは鳥の観察が楽しかった!と言う声も多くきかれ、スタッフ一同、とても嬉しく思っています。

2_鳥の観察を親子で楽しんでもらいました!

大人気の鳥の観察は、名古屋市野鳥観察館のスタッフや鳥獣保護区管理員の方々にも先生としてご参加いただき、子どもたちはそれぞれに鳥の観察をしながら、鳥の名前を覚えたり、名前の由来を聞いたりして楽しんでいました。

お手伝いいただきました皆様、本当にありがとうございました!

第二部は、いよいよカモのミニ模型(デコイ)の色塗りです!

カモのミニ模型と言っていますが、デコイと呼ばれるこの模型がいったいどんなものなのか、ただ可愛い置物、と言うわけではないんだよ、と言う解説を聞いた後、さっそく色塗り開始。

3_まずはデコイって何?と言うところから。

Chachattoさんからは、今回の色塗りは、まずデコイに親しんでもらい、色塗りを楽しんでほしいので、自由に塗ってもらいたい、と要望がありました。

そこで、今回は本物そっくりでも良いし、オリジナルのトリを作っても良い、と言うことにしたのです。すると・・・

4_色塗り。

こんなに素敵なトリも出来上がりました!

もちろん、用意した見本のマガモやイラストで用意していたトモエガモ(難しい!)などに挑戦する子もいて、それぞれに素敵なカモが仕上がっていました。

失敗したのは、みんなの完成写真を撮り忘れたこと!!

5_完成!

こちらは、完成したトリを藤前干潟の風景と一緒に撮影できる!野鳥観察館スタッフ作成のフォトスポット。

手前の2羽が今回の作品!とってもカラフルで素敵ですね!

奥の3羽は、見本用とフォトスポット用にスタッフが作成したものです!チュウシャクシギはChachattoさん作!さすがの力作です!

こうしたアート×干潟、のような内容の講座は、はじめての挑戦で、最初から最後までバタバタしてしまい、参加いただいた皆さんにも至らない点があったかと思います。改めて、皆さまありがとうございました。

なんとかやり切ることが出来て良かったです。

スタッフ反省会では、もしも来年度もこの取り組みが出来るとしたら、さらに内容をブラッシュアップして良いプログラムが出来るのではないかな、と言う意見もありました。

今回参加できなかった皆さま、

この日記でこんな取り組みをしているのを初めて知ったよー!と言う皆さま、

藤前干潟ではこんな体験も出来るんですよ。

ぜひ、次の企画もお楽しみに!

●藤前干潟で行われているイベントや展示、今後の予定など

①稲永ビジターセンター 干潟観察会

【9月22日(日) ヨシ原探検隊 】

 藤前干潟鳥獣保護区には、広大な泥干潟だけではなく、河川敷などに広いヨシ原が広がっています。このヨシ原には、様々な生きものたちが暮らしています。

 どんな生きものたちに出会えるのでしょうか。

 日 時:平成30年9月22日(土) 10:00~12:00

 場 所:稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2)

 定 員:20名

 参加費:大人200円、子供100円、幼児無料

 参加受付:9月8日から受付開始

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

②藤前活動センター 企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」

 「エビ」のようでエビでなし

 「シャコ」のようでシャコでなし

 「ザリガニ」のようでザリガニでなし

 こいつは、いったい何者だ?!

 日 時:平成30年7月28日(土)~12月16日(日) 9:00~16:30

 場 所:藤前活動センター 2階多目的室(名古屋市港区藤前2-202)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

③稲永ビジターセンター 企画展「干潟のごちそう展」

 食べ物としてみる干潟の生きものたち

 日 時:平成30年8月1日(水)~11月30日(金) 9:00~16:30

 場 所:稲永ビジターセンター 1階(名古屋市港区野跡4-11-2)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

         TEL 052-389-2877、FAX 052-389-2878

         メール:WB-NAGOYA@env.go.jp

④藤前干潟ふれあい事業 「藤前干潟写真展」

【藤前干潟写真展 藤前干潟の魅力~風景・生き物~】

市民の皆さんから寄せられた藤前干潟の写真から、四季折々の藤前干潟の風景や生きものたちの姿を見つめます。撮影者のエピソードも交えて展示されます。

日 時:平成30年8月25日(土)~9月30日(日)

場 所:名古屋市野鳥観察館(名古屋市港区野跡4-11-2)

入館料:無料

休館日:毎週月曜日、第3水曜日(祝日の場合は翌日)

問合先:名古屋市野鳥観察館(TEL:052-381-0160)

主 催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会

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2018年08月20日ひがたにくるトリ、どんなトリ?

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

みなさま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブレンジャーの西部です。

ちょっと涼しくなってとても過ごしやすい日が続いていますが、皆さま、夏の疲れが出て来ていませんか?私は、、、ちょっと気を付けないといけないな!と思っている今日この頃です。

さてさて、皆さま、「ひがたにくるトリ、どんなトリ?」

知っていますか?

藤前干潟にくるトリ、、、と言えば、渡り鳥。

毎日、こんなに暑い日が続いても、渡り鳥たちはちゃんと時期をみはからって、藤前干潟に帰って来るんです。すごいですね。

今年は8月始めころから、藤前干潟は秋の渡り鳥シーズンを迎え、寂しかった干潟が賑やかになってきました。今日はちょっと雨雲がかかって薄暗かったのですが、ソリハシシギやアオアシシギ、キアシシギ、ダイゼンなどを観察することが出来ました。

アオアシシギ

ダイゼン

夏から秋への移り変わりを、こんな風に生き物たちの変化で知ることが出来るって、とても自然で素敵なことだなーと思います。

カルガモ

巡視の帰り道、堤防で一休み中のカルガモ。

さて、カモと言えば?

藤前干潟ふれあい事業 ひがたにくるトリ、どんなトリ?

カモのミニ模型

これ。カモのミニ模型!

今週は、藤前干潟ふれあい事業「ひがたにくるトリ、どんなトリ?」を開催予定です!

参加者の方々には、当所からのお手紙を送付しました。そろそろ到着すると思いますので、確認してくださいね。

準備も着々と進んでいますよ!

ひがたにくるトリ、どんなトリ?

台風が23日を外して来てくれることを祈りましょう。

さて、藤前干潟では、藤前活動センターや稲永ビジターセンターでいろんなイベントや展示が開催されています。新しい情報も随時更新していきますので、ぜひAR日記や藤前干潟のホームページをチェックしてくださいね。

●藤前干潟で行われているイベントや展示、今後の予定など

①藤前活動センター 企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」

藤前干潟 アナジャコ展

 「エビ」のようでエビでなし

 「シャコ」のようでシャコでなし

 「ザリガニ」のようでザリガニでなし

 こいつは、いったい何者だ?!

 日 時:平成30年7月28日(土)~12月16日(日) 9:00~16:30

 場 所:藤前活動センター 2階多目的室(名古屋市港区藤前2-202)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

②稲永ビジターセンター 企画展「干潟のごちそう展」

 食べ物としてみる干潟の生きものたち

藤前干潟 干潟のごちそう展

 日 時:平成30年8月1日(水)~11月30日(金) 9:00~16:30

 場 所:稲永ビジターセンター 1階(名古屋市港区野跡4-11-2)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

         TEL 052-389-2877、FAX 052-389-2878

         メール:WB-NAGOYA@env.go.jp

③藤前活動センター 夏休み!干潟観察会

【8月26日(日)夏休み!干潟観察会~アナジャコを探そう!~】

 干潟にふかーい穴を掘るアナジャコ。

 干潟に入って、みんなで探してみよう!夏休みの自由研究にも!

 日 時:平成30年8月26日(日) 11:00~14:00

 場 所:藤前活動センター(名古屋市港区藤前2-202)

対 象:幼児~大人

 参加費:おとな200円、小中学生100円、幼児無料

 定 員:20名(先着順)

 申込受付:8月12日より申込受付

 申込・問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

④藤前干潟ふれあい事業 「藤前干潟写真展」

【藤前干潟写真展 藤前干潟の魅力~風景・生き物~】

市民の皆さんから寄せられた藤前干潟の写真から、四季折々の藤前干潟の風景や生きものたちの姿を見つめます。撮影者のエピソードも交えて展示されます。

日 時:平成30年8月25日(土)~9月30日(日)

場 所:名古屋市野鳥観察館(名古屋市港区野跡4-11-2)

入館料:無料

休館日:毎週月曜日、第3水曜日(祝日の場合は翌日)

問合先:名古屋市野鳥観察館(TEL:052-381-0160)

主 催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会

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2018年08月09日【報告】藤前干潟ふれあい事業 干潟を音であそぼ!

国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋 山﨑 陽子

みなさま、こんにちは。

アクティブレンジャーの山﨑です。

ふれあい事業のイベント、「干潟を音であそぼ」が楽しく終了いたしました!

心配していた台風の影響もなく、実施出来てよかったです。

初めて干潟に来ました!イベントのゲームや劇、楽器作りが楽しかった、夏休みの自由工作になった、講師のタコさんの演奏が素晴らしく、いろんな楽器を演奏してくれたので楽しかった、干潟と音の組み合わせの企画がすごくよかった、また、学校や地域の子ども会からの干潟見学を実施してほしいと熱望される方など、たくさんの感想も聞かせていただきました。

今年の「干潟を音であそぼ」を写真と共に、紹介をしたいと思います。

プロのパーカッショニスト、本多正典氏こと、タコさんでーす!

みんなで一緒に、「チュー」!オーストラリアのアボリジニの言葉で「イエーイ!」だそうです。

干潟の鳥の声を聞いて、ボール転がしゲーム!

鳥の声は、タコさんが楽器で再現してくれました。

タコさんの演奏を熱心に聞く子どもたち!10種類以上の楽器で音を奏でています。

みんな、とっても盛り上がった寸劇!食べられてしまうヤマトオサガニチームがとっても盛り上がっていました!

今後も、このようなイベントなどを機会に干潟に関心を持っていただき、多くの方々に藤前干潟を知っていただけるととても嬉しいです。これからも楽しいイベント、企画したいと思います。

7月28日(土)から、藤前活動センターでは「アナジャコ展」が始まっています!

藤前活動センター「アナジャコ展」ポスター

魅惑の甲殻類、アナジャコ。

干潟観察会でも人気者だけど、実はいったいどんな生きもの?

そして、8月1日(水)からは、稲永ビジターセンターで「干潟のごちそう展」が始まっています!

稲永ビジターセンター「干潟のごちそう展」ポスター

干潟って、実は、美味しいものがいっぱい?!

干潟の魅力は、こんなところにもあるんだ!と言うことを発見していただけると思います。

藤前干潟の2つの施設では、その他に水槽展示などもあり、夏休みの自由研究探しにぴったりです。

ちょっと迷ったら、センタースタッフに声をかけてみてくださいね。

何かヒントがもらえるかもしれませんよ。

●藤前干潟で行われるイベント

①藤前活動センター 企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」

 「エビ」のようでエビでなし

 「シャコ」のようでシャコでなし

 「ザリガニ」のようでザリガニでなし

 こいつは、いったい何者だ?!

 日 時:平成30年7月28日(土)~12月16日(日) 9:00~16:30

 場 所:藤前活動センター 2階多目的室(名古屋市港区藤前2-202)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

②稲永ビジターセンター 企画展「干潟のごちそう展」

 食べ物としてみる干潟の生きものたち

 日 時:平成30年8月1日(水)~11月30日(金) 9:00~16:30

 場 所:稲永ビジターセンター 1階(名古屋市港区野跡4-11-2)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

③藤前干潟ふれあい事業 夏休みは藤前干潟に行こう!

【8月23日(木)ひがたにくるトリ、どんなトリ?】

 干潟には、どんなトリがやってくるのかな?

 楽しいトリのお話しと、鳥の観察をした後、トリのミニ模型(デコイ)の色塗りをしましょう!

 日 時:平成30年8月23日(木) 10:00~12:00

 場 所:名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター(港区野跡4-11-2)

 講 師:Cha Chattoさん(ハンドメイド作家)

対 象:小学1~3年生(保護者同伴)

 参加費:無料

 定 員:20名(応募者多数の場合は抽選)

 申込締切:8月15日(水)

 申込・問合せ先:環境省名古屋自然保護官事務所

         TEL 052-389-2877、FAX 052-389-2878

         メール:WB-NAGOYA@env.go.jp

④藤前活動センター 夏休み!干潟観察会

【8月26日(日)夏休み!干潟観察会~アナジャコを探そう!~】

 干潟にふかーい穴を掘るアナジャコ。

 干潟に入って、みんなで探してみよう!夏休みの自由研究にも!

 日 時:平成30年8月26日(日) 11:00~14:00

 場 所:藤前活動センター(名古屋市港区藤前2-202)

対 象:幼児~大人

 参加費:おとな200円、小中学生100円、幼児無料

 定 員:20名(先着順)

 申込受付:8月12日より申込受付

 申込・問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

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2018年07月30日夏休みは、藤前干潟へGo!

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

みなさま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブレンジャーの西部です。

毎日毎日、暑い日が続きますね。台風の前後に少し涼しくなりましたが、それもつかの間、あっという間に猛暑に逆戻り。熱中症の危険は、まだまだ続きそうです。

藤前干潟のイベントも屋外プログラムが多く、熱中症の危険は他人事ではありません。命を落とされた方のご冥福をお祈りするとともに、我々も肝に銘じて注意していかなければいけないと思っています。

そんな暑い日には、屋内プログラムが良いですよね。名古屋ROのメンバーは、先週は屋内での楽しい出前講座プログラムを2件、実施しました。飛島村児童館ではモビール作りのワークショップ、名古屋市南陽図書館ではパタパタ動く鳥の工作ワークショップです。

藤前干潟では、海辺の浜のようにキレイな貝がらを見つけることは出来ませんが、そんな藤前干潟でも、ちょっとした工夫で楽しいモビールが作れるんですよ!みんなが素敵なモビールを作ってくれて、とても楽しかったです。

藤前干潟の貝とヨシで作るモビール

<飛島村児童館:バランスを見ながら制作中!>

名古屋市南陽図書館では、鳥のお話しとパタパタと羽ばたく鳥の工作を実施しました。絵本や図鑑を見ながら丁寧に鳥を仕上げる子もいれば、オリジナルの素敵な鳥を作る子もいて、個性豊かな鳥たちが羽ばたいていきました!

パタパタ動く鳥の工作

<名古屋市南陽図書館:たくさんの鳥たちが巣立ちました!>

これをきっかけに、藤前干潟やそこに棲む生きもの、そして自分たちの身近な自然に興味を持ってくれたら良いなと思いました。そして、藤前干潟に来て、実際の生きものたちを知ってもらえると嬉しいです。

参加してくれた皆さん、そして施設の担当者の方々、ありがとうございました!また、よろしくお願いいたします。

そして、藤前干潟の出前講座に興味のある方はぜひお声がけくださいね。

出前講座のページ

さて、出前講座は、私たちが皆さまの町へ藤前干潟の風を届けに行く講座ですが、それをきっかけに、ぜひ藤前干潟に来て欲しいと思っています。

写真や映像で知ったつもりになっても、実際の風景と言うのは、広さやにおい、そして目の前で動く生きものたちなど、やはり違っているものだからです。

でも!藤前干潟に来るのは良いけど、暑いし、外での活動は辛い!と言う方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、室内で楽しむ藤前干潟をおススメしたいと思います!

暑くて外に出るのもしんどい、と思いますが、ちょっと頑張って藤前干潟まで、来てみませんか?

7月28日(土)からは、藤前活動センターでは「アナジャコ展」が始まりました!

藤前活動センター「アナジャコ展」ポスター

魅惑の甲殻類、アナジャコ。

干潟観察会でも人気者だけど、実はいったいどんな生きもの?

んん?と思われた方、ぜひ、藤前活動センターへお越しください。

そして、8月1日(水)からは、稲永ビジターセンターで「干潟のごちそう展」が始まります!

稲永ビジターセンター「干潟のごちそう展」ポスター

干潟って、実は、美味しいものがいっぱい?!

干潟の魅力は、こんなところにもあるんだ!と言うことを発見していただけると思います。

藤前干潟の2つの施設では、その他に水槽展示などもあり、夏休みの自由研究探しにぴったりです。

ちょっと迷ったら、センタースタッフに声をかけてみてくださいね。

何かヒントがもらえるかもしれませんよ。

本当に暑い日が続きますので、体調管理も大変だと思いますが、ぜひ、藤前干潟まで遊びに来てくださいね。

お待ちしています!

●藤前干潟で今後行われるイベント

①藤前活動センター 企画展「アナジャコ展~干潟の穴掘り名人の謎~」

 「エビ」のようでエビでなし

 「シャコ」のようでシャコでなし

 「ザリガニ」のようでザリガニでなし

 こいつは、いったい何者だ?!

 日 時:平成30年7月28日(土)~12月16日(日) 9:00~16:30

 場 所:藤前活動センター 2階多目的室(名古屋市港区藤前2-202)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

②稲永ビジターセンター 企画展「干潟のごちそう展」

 食べ物としてみる干潟の生きものたち

 日 時:平成30年8月1日(水)~11月30日(金) 9:00~16:30

 場 所:稲永ビジターセンター 1階(名古屋市港区野跡4-11-2)

 入館料:無料

 問合せ先:環境省稲永ビジターセンター(TEL:052-389-5821)

③藤前干潟ふれあい事業 夏休みは藤前干潟に行こう!

【8月23日(木)ひがたにくるトリ、どんなトリ?】

 干潟には、どんなトリがやってくるのかな?

 楽しいトリのお話しと、鳥の観察をした後、トリのミニ模型(デコイ)の色塗りをしましょう!

 日 時:平成30年8月23日(木) 10:00~12:00

 場 所:名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター(港区野跡4-11-2)

 講 師:Cha Chattoさん(ハンドメイド作家)

対 象:小学1~3年生(保護者同伴)

 参加費:無料

 定 員:20名(応募者多数の場合は抽選)

 申込締切:8月15日(水)

 申込・問合せ先:環境省名古屋自然保護官事務所

         TEL 052-389-2877、FAX 052-389-2878

         メール:WB-NAGOYA@env.go.jp

④藤前活動センター 夏休み!干潟観察会

【8月26日(日)夏休み!干潟観察会~アナジャコを探そう!~】

 干潟にふかーい穴を掘るアナジャコ。

 干潟に入って、みんなで探してみよう!夏休みの自由研究にも!

 日 時:平成30年8月26日(日) 11:00~14:00

 場 所:藤前活動センター(名古屋市港区藤前2-202)

対 象:幼児~大人

 参加費:おとな200円、小中学生100円、幼児無料

 定 員:20名(先着順)

 申込受付:8月12日より申込受付

 申込・問合せ先:環境省藤前活動センター(TEL:052-309-7260)

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