ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 松本

241件の記事があります。

2007年04月19日善五郎の滝?乗鞍高原?

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

18日から19日にかけて乗鞍高原に降った雪は、一の瀬園地では数センチでしたが善五郎の滝や牛留池周辺では10センチ程度積もりました。雪景色としては綺麗ですが、そろそろ雪よりも新緑が待ち遠しいですよね。氷結していた善五郎の滝は氷の部分がかなり減っていますが、気温が低いためか水量は少なめです。豪快な瀑布になるのは5月、6月になってからでしょう。

↓善五郎の滝(4月19日撮影)

※氷瀑の写真は3月4日のAR日記に掲載しています

乗鞍高原はまだ雪景色ですが、松本事務所周辺では桜が見頃となりました。

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2007年04月13日冬期通行止め解除のお知らせ?乗鞍高原

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

本日(4月13日)午前11時より、県道乗鞍岳線の「休暇村?三本滝」区間の冬期通行止めが解除となりました。昨年11月13日に閉鎖されてから、5ヶ月間も雪に閉ざされていたわけです。乗鞍高原の雪解けは順調に進んでいます。今月下旬から始まる行楽シーズンには色々と楽しめそうです。

↓牛留池(休暇村の裏)からの景観

※4月5日に撮影したもので、現在はさらに雪解けが進んでいます

一の瀬園地駐車場までは、すでに車で入れます。
↓一の瀬園地のあざみ池

※4月9日に撮影

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2007年04月02日ソメイヨシノ?松本で開花

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

各地からサクラの開花や満開情報がたくさん届いていますが、松本でも測候所の標準木(ソメイヨシノ)が4月1日に開花したと発表がありました。平年より11日も早くて、1953年の統計開始以来2番目に早いそうです。暖冬の影響があるのでしょうね。松本事務所のある付近は松本市でも少し山間になるためサクラの開花はまだです。中部山岳国立公園内の木々が色づくのはもう少し先になりますが、乗鞍高原にはヤマザクラやミヤマザクラ、タカネザクラが咲きます。

↓ソメイヨシノの幹に咲いた花

※写真は3/31に埼玉県武蔵丘陵森林公園で撮影したものです。

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2007年03月29日安曇野の虹?通勤途中にて

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

平成18年度のアクティブ・レンジャー業務がまもなく終わろうとしています。今月一杯で去る人もいれば、4月からの採用が決まっている方もいらっしゃいます。私はと言えば、平成19年度もこの仕事を続けるつもりですので引き続きよろしくお願いします。
今朝は春の嵐のような風雨が強い朝でした。家を出て気が付いたのが写真の虹、時間ぎりぎりにアパートを出たのでゆっくりと撮影出来ませんでした。安曇野でもそろそろ花の咲く季節です。もう少し時間にゆとりをもって暮らしていきたいですね。

※今年度このAR日記に掲載した写真は私だけで200枚くらいでした。中部山岳国立公園の素晴らしさやAR業務の様子を写真でお伝えすることが出来たでしょうか。いたらない点は今期の反省を元に来期にがんばりたいと思います。

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2007年03月20日静粛なる上高地

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

この冬は、休日に上高地の利用状況を調査していますが、私が担当したのは今回(3月18日)で3回目です。昨年に比べて積雪が少なく、大正池が凍らないなど暖冬の影響がはっきり現れていましたが、先週からの寒波で大正池が凍っていました。18日は朝の冷え込みが厳しく、早い時間には霧氷ができていました。

↓大正池から穂高連峰を望む

太陽の光を浴びている穂高連峰は、誰もいない静けさの中で輝いていました

↓田代湿原から穂高連峰を望む

湿原保護のロープの先は、一面真っ白でした(ご協力を感謝します)

↓静かに輝く田代池

霧氷は日が当たると融けてしまうので、僅かな時間しか見ることができません

↓河童橋と穂高連峰

ポスターにも使われる典型的な撮影場所からの眺めです

私が前回上高地を訪れたのは2月の三連休のときで、雪模様でした。天気が良いときの上高地はあらためてその美しさに感動を覚えます。開山と新緑が待ち遠しいですね。

※工事のために釜トンネルをトラックが頻繁に通過しています。トンネル内を通行される方は、必ず歩道をご利用下さい。園路内においても、工事のため通行が制限されている箇所があります。

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2007年03月13日深雪の乗鞍高原

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

12日に乗鞍高原一の瀬園地に能勢ARと二人で調査に行きましたが、真冬並みの寒気で新雪が20?30cm積もっていました。この冬で一番の深雪の中でのスノーシュー歩行でした。雪が積もって足跡が消えてしまうと、雪原では方向感覚がおかしくなります。我々はこの冬何度も同じコースを歩いていますが、後からGPSによるトレースを見てみると微妙にコースを外れていました。雪山は天気の良し悪しで、コース把握に雲泥の差がありますね。

↓この道は、サイクリングロードです


↓足跡の無い雪原を進む能勢AR



↑おっと、道を間違えたようです

この日は誰とも出会いませんでした。天候が回復していない間は山に入らないのが賢明です。

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2007年03月04日子どもパークレンジャー?冬の達人になろう(2日目)

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

3月3?4日に行われた乗鞍高原子どもパークレンジャーの二日目は、「雪上パトロール」と題して、休暇村から善五郎の滝を見学に行きました。雪道の途中では動物の足跡を探したり、自然を観察しながら歩きました。
※レンジャーと私は先行して、子ども達が安全に歩けるように、道や階段の凍結した部分の除去作業をしていました。

↓凍結した善五郎の滝を見て、感激したようです


↓帰り道の景色も最高です


↓休憩後に、昨日作った雪の家(イグルー)の横で雪合戦



最後にイグルーを崩してから、昼食、ふりかえりをして閉式となりました

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2007年03月03日子どもパークレンジャー?冬の達人になろう(1日目)

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

乗鞍高原では、平成18年度第3回子どもパークレンジャーを一泊二日で開催しました。初日の今日は、日帰り参加した地域の子ども達を含めた28名で活動したので、大変にぎやかな一日となりました。開式後、さっそく竹製かんじき作りをしました。小学校低学年の子どもには少し難しかったかも知れませんが、スタッフの手を借りながらも、一生懸命に取り組んでいました。できあがったかんじきを雪原で実際に使った後は、雪の家(イグルー)作りに挑戦しました。

↓説明を受けながら、”かんじき”を作りました



↑いいものができました

↓小さい子どもも、一生懸命手伝いました



↑大きなイグルーになっていきます

↓できあがったイグルーの中に入って楽しそうですね

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2007年03月01日自然観察会?冬の乗鞍高原ウオッチング

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

2月25日(日)に乗鞍高原で冬の自然観察会を行いました。参加者36名、スタッフを合わせると総勢44名で乗鞍高原温泉スキー場三本滝平までリフト2本を乗り継ぎ出発点に向かいました。

↓柔軟体操の後、いよいよ出発です

私はスノーシュー班の最後尾につきました。

森の中を講師の説明を聞きながらゆっくりと下りましたが、今回のコースは登りがないため汗を流さず楽だった反面、止まっているときなどに寒さを感じられたかも知れません。

↓雪が積もった木道の上を進みます

スノーシュー初心者が多かったので、ゆっくりと一列で進みました。

↓歩くスキー班と合流です



無事に休暇村まで下りて、閉会式後にようやく昼食です。


↑終わってからの豚汁が最高!でした

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2007年02月20日雪質がいい?乗鞍高原温泉スキー場

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

2月25日開催予定の自然観察会の下見に、昨日(19日)乗鞍高原温泉スキー場に行きました。自然観察会はスキー場上部の三本滝平からネイチャーエリアコースをスノーハイクするため、登りにリフトを使用します。平日ということもあって、ゲレンデのスキーヤーの数が少なめでした。これだけ天気が良くて、雪質がいいのに”もったいない”。ゲレンデは圧雪車で整備されていますが、スノーシューを付けての散策コースは雪がふわふわしていました。

↓休暇村第2ペアリフトから見たゲレンデ



↑三本滝平?かもしかコースを見上げる
※今日はスノーシューなので、この撮影場所からゲレンデ外を歩いて下りました。

↓散策コースは深い森の中です

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