中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
2件の記事があります。
10月17日に立山の初冠雪が発表されました。
平年より遅いとのことですが、一昨年・昨年と雪が少なかったため、今年は積雪量が多く感じられます。
写真はすべて10月末に撮影したものです。
今日(11月4日)の室堂ライブカメラは真っ白(ホワイトアウト)、写真の時より更に積雪していると思われます。
■今シーズンの代替歩道(※)の橋等は、冬期のため撤去しました。
写真の通り、室堂側の代替歩道入口にはロープを張っています。
通行していただく分には問題ありませんが、渡渉する可能性があり、通行には注意が必要です。
また、積雪しており、深いところでは1m以上あります。
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※呼吸器疾患や心臓病等持病のある方、妊婦、乳幼児などは高感受性者と呼ばれ、低濃度の火山ガスでも体に影響がある可能性が高いとされています。
室堂から雷鳥沢をつなぐ「代替歩道」は、火山ガスの影響が強いエンマ台から大日展望台間を避け、雷鳥沢まで歩くことができる道です。)
■エンマ台から大日展望台、雷鳥沢野営場等に設置した火山ガス濃度検知器は、
冬期のため10月末に撤去しました。
地形や風によって火山ガス濃度が急激に高くなる可能性もありますので、注意してご通行ください。
■雷鳥沢野営場管理所は10月末で冬期閉所しました。
野営場(キャンプ場)はご使用いただけますが、厳冬期のテント泊には経験や技術が必要です。
トイレや水場はありません。携帯トイレは忘れずにお持ちください。ゴミ(ペグ類)もすべてお持ち帰りください。自然素材であっても高山では還るのにとても時間がかかります。
携帯トイレは室堂駅内の入山安全相談窓口か、ホテル立山2階のお土産売り場で販売しています。
回収(ゴミ箱)は室堂駅内にあります。
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皆さん、こんにちは。 寒気の流入で今朝はぐっと冷え込み、国道に設置された温度計は1℃を表示していました。そして、先ほど白山の登山口がある別当出合へ続く県道白山公園線の市ノ瀬~別当出合の区間が雪のため冬期閉鎖となりました。昨年より2週間ほど早いです。(これは10月31日の白山。岩屋俣谷園地 パノラマ展望台から撮影)
いよいよ冬...ということで、白山国立公園パークボランティアの山での活動も今シーズンはそろそろ終わりです。今年は新型コロナウィルスに翻弄されましたが、8月から活動を再開し、感染予防対策を取りながら活動をしてきました。 今回から数回にわたって、まだ紹介していない今年のパークボランティア活動をお伝えしたいと思います! まずは10月末の活動をご紹介しましょう。 【10月31日(土)お天気:晴れ、看板そうじ。】 この日は市ノ瀬周辺(石川県白山市)での看板清掃とごみ拾いが目的。 朝は霜が降りるほど冷え込みましたが、11人が集まり、掃除と散策を大いに楽しみました。(散策しながらあちこちに設置された看板を目指します 10月31日撮影)この日のメインの活動場所となったのは岩屋俣谷園地。市ノ瀬に入り口があります。 園地と言うと平坦な場所をイメージしますが、ここは平坦ではありません。市ノ瀬から一番奥の展望台までは標高差が約450mあり、コースタイムは登り2時間ほど。しっかりとした登りがあります。ただ、コース上にはベンチが置かれていたり白山を望める展望台があったり、ゆっくりできる場所があるのでハイキングにぴったりです♪(岩屋俣谷園地 白山展望台から見る白山 10月31日撮影)有名な場所ではありませんが、ミズナラやブナなどの落葉樹を中心とした木々の間を進む道は、初夏から秋まで季節ごとに様々な顔を見せてくれるので楽しめます。 活動日はちょうど紅葉真っ盛りでした。 (10月31日の岩屋俣谷園地の様子) 色づいた木々によって黄金色の光が差し込んだような森を満喫しながら、メンバーは出会う看板を次々に拭いていきました。 (水を背負って行って、ぞうきんでピカピカに♪)(入り口の案内図もきれいにしました)そろそろ冬を迎えてしまいますが、園地を訪れる際は、きれいになった看板を見ながら散策を楽しんでくださいね。 ※岩屋俣谷園地は、掛かり木等の危険木があるため、コースの一部が通行止めになっています。 ※県道白山公園線は昨年は12月5日から冬期閉鎖となりました。今後の道路情報にご注意ください。 ※市ノ瀬ビジターセンターは11月6日から冬期閉館予定です。
(水色線の箇所が今回ご紹介した園地)
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
10月17日に立山の初冠雪が発表されました。
平年より遅いとのことですが、一昨年・昨年と雪が少なかったため、今年は積雪量が多く感じられます。
写真はすべて10月末に撮影したものです。
今日(11月4日)の室堂ライブカメラは真っ白(ホワイトアウト)、写真の時より更に積雪していると思われます。
■今シーズンの代替歩道(※)の橋等は、冬期のため撤去しました。
写真の通り、室堂側の代替歩道入口にはロープを張っています。
通行していただく分には問題ありませんが、渡渉する可能性があり、通行には注意が必要です。
また、積雪しており、深いところでは1m以上あります。
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※呼吸器疾患や心臓病等持病のある方、妊婦、乳幼児などは高感受性者と呼ばれ、低濃度の火山ガスでも体に影響がある可能性が高いとされています。
室堂から雷鳥沢をつなぐ「代替歩道」は、火山ガスの影響が強いエンマ台から大日展望台間を避け、雷鳥沢まで歩くことができる道です。)
■エンマ台から大日展望台、雷鳥沢野営場等に設置した火山ガス濃度検知器は、
冬期のため10月末に撤去しました。
地形や風によって火山ガス濃度が急激に高くなる可能性もありますので、注意してご通行ください。
■雷鳥沢野営場管理所は10月末で冬期閉所しました。
野営場(キャンプ場)はご使用いただけますが、厳冬期のテント泊には経験や技術が必要です。
トイレや水場はありません。携帯トイレは忘れずにお持ちください。ゴミ(ペグ類)もすべてお持ち帰りください。自然素材であっても高山では還るのにとても時間がかかります。
携帯トイレは室堂駅内の入山安全相談窓口か、ホテル立山2階のお土産売り場で販売しています。
回収(ゴミ箱)は室堂駅内にあります。