中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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こんにちは、立山管理官事務所の中山です。
佐藤ARの紹介に続き、大日岳の登山道で行われた登山道整備の様子を紹介します。
この日は山小屋スタッフや山岳ガイドの精鋭6名が参加しました。
佐藤ARが紹介した折立の登山道は、V字状に洗屈していましたが、今回は、片側が谷になっている大日岳登山道で整備を行いました。
この場所は他よりも遅くまで雪が残っており、雪崩による影響が大きい場所のようです。
放置するとどんどん崩れていく場所をどのように整備するのか、講師の岡崎さんを中心に考えました。
【写真左】谷側(写真右側)に基盤となる木材を設置し、山側から崩れる土が谷側にまで崩れないようにしました。この木材の向きも考えるのも一苦労、しっかりと土で固定できるようにしないといけませんでした。
【写真右】このような木材をいくつか使用し、固定したところで足場に転石や土を敷き詰めて整地させました。
朝から始めた整備は、お昼過ぎに終了しました。
整備前と整備後を見比べてみてください。
【整備前】
【整備後】
右側の木材は、基盤となる木材が谷側に流れないためのつっかえ棒の役割を果たします。
私は5日間のうち4日間参加しましたが、道を整備してくださっている方がいてこそ安全に登山を楽しめるのだと改めて実感しました。
来年整備した場所がどのようになっているのか、歩くのが楽しみです。
岡崎さん、整備されたみなさん、ありがとうございました!
【整備された6名の精鋭たち】
とても頼もしいみなさまです。
今回整備を行った手法「近自然工法」については、合同会社北海道山岳整備のWebサイトをご覧ください(https://sangakuseibi.jimdo.com/)。
Facebookページ「大雪山・山守隊」でも情報発信していらっしゃいますのでぜひご覧ください。立山での整備の様子も紹介していただきました!
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
こんにちは、立山管理官事務所の中山です。
佐藤ARの紹介に続き、大日岳の登山道で行われた登山道整備の様子を紹介します。
この日は山小屋スタッフや山岳ガイドの精鋭6名が参加しました。
佐藤ARが紹介した折立の登山道は、V字状に洗屈していましたが、今回は、片側が谷になっている大日岳登山道で整備を行いました。
この場所は他よりも遅くまで雪が残っており、雪崩による影響が大きい場所のようです。
放置するとどんどん崩れていく場所をどのように整備するのか、講師の岡崎さんを中心に考えました。
【写真左】谷側(写真右側)に基盤となる木材を設置し、山側から崩れる土が谷側にまで崩れないようにしました。この木材の向きも考えるのも一苦労、しっかりと土で固定できるようにしないといけませんでした。
【写真右】このような木材をいくつか使用し、固定したところで足場に転石や土を敷き詰めて整地させました。
朝から始めた整備は、お昼過ぎに終了しました。
整備前と整備後を見比べてみてください。
【整備前】
【整備後】
右側の木材は、基盤となる木材が谷側に流れないためのつっかえ棒の役割を果たします。
私は5日間のうち4日間参加しましたが、道を整備してくださっている方がいてこそ安全に登山を楽しめるのだと改めて実感しました。
来年整備した場所がどのようになっているのか、歩くのが楽しみです。
岡崎さん、整備されたみなさん、ありがとうございました!
【整備された6名の精鋭たち】
とても頼もしいみなさまです。
今回整備を行った手法「近自然工法」については、合同会社北海道山岳整備のWebサイトをご覧ください(https://sangakuseibi.jimdo.com/)。
Facebookページ「大雪山・山守隊」でも情報発信していらっしゃいますのでぜひご覧ください。立山での整備の様子も紹介していただきました!