ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年03月08日~飛島干潟のズグロカモメ~

国指定藤前干潟鳥獣保護区 山﨑 陽子

皆さま、こんにちは。アクティブレンジャーの山﨑です。
少しずつ暖かくなり、鳥たちの渡りが始まる季節になってきました。そして、干潮時の干潟の面積も広がりつつあります。


今回は、飛島村にある、一部が国指定藤前干潟鳥獣保護区にかかる干潟より、干潟と鳥たちの様子をお伝えします。

(写真の干潟は鳥獣保護区内から少し外れます)

よく見ると、この大きく広がった干潟にはカニがたくさんいるんですよ。
干潟の上に見える小さいつぶつぶが実は全部カニです!

この日は、冬鳥のカモが減ってカモメ類が多くいました。
鳥には夏羽と冬羽があり、そのためさらに識別が難しい鳥もいるのですが、このユリカモメやズグロカモメはとってもおもしろい変化をし、私でも分かりやすいのです。夏羽は頭が黒くなるのです(^o^)

    (冬羽のユリカモメ)             (冬羽のズグロカモメ)

※ユリカモメとズグロカモメの見分けやすい違いはくちばしです。ユリカモメは赤く、ズグロカモメは黒いです。

どうですか。冬羽から夏羽に変わった、この変わりよう!!

 

(夏羽で頭が黒くなっているズグロカモメです。奥はカモメです。) 

※写真はありませんが、ユリカモメも夏羽は頭が黒くなります。

そして、今の時期ならではの換羽中のおもしろいズグロカモメも・・・まるでほおかぶりをした泥棒さんのよう(笑)


(かなりピンボケですみません。)

飛島干潟にはカニが多く、度々、ズグロカモメがカニ食べているのはよく見かけますが、↓
 
この日は、小さなくちばしで、なんと、こんな大きな魚と格闘していました。

また、これは、少し前に撮影した飛島干潟にいたズグロカモメですが、よく見ると、
片足がありません。しばらく観察していてもなかなかカニを捕まえる気配もなく
じっとたたずんでいました。自然界は厳しいですね。

これからは再び広大な干潟が広がる季節になり、また、春の渡りの鳥たちもたくさんやってきます。
初めての方もリピーターの方も是非、遊びに来て下さい。

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