2019年2月21日
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2019年02月21日今年もアカガエルの産卵が始まりました!
伊勢志摩国立公園 麻生里衣
今年もアカガエルの産卵が始まる前に、横山園地において産卵場所確保のため、草刈りや水場の整備、外来植物の駆除を行いました。
前回整備したビオトープの少し先にある湿地は、外来種のアゾラという小さな浮草の類が大量発生し、水面を覆っていたので、その駆除作業をするため現場に向かいます!
草が茂っているので、まずは草刈りから。
しかし、なんと水たまりが...ない。
去年はあったはずの水たまりが、この時まで降雨がほとんどなく、水たまりが無くなってしまいました!
これも気象変動の一環でしょうか...?
わずかに見える水たまり。
せめてもう少し水のたまる場所を増やそうと、ボランティアさんと一緒に水たまりを作ります。
水が溜まってきました!
しかし水が少ないせいか、昨年あんなにあったアゾラ類が、今年はこれだけになっていました。
アカガエルもぴょんぴょん跳んでいました♪お騒がせしてます~
そうして始まった、今年のアカガエル調査。
せっかく整備したビオトープにも水がほとんどなくなってしまったので、「今年のアカガエル産卵は大丈夫かな?」と、心配していましたが...。
その後良い雨が降り、2日6日のアカガエル調査では、33個のアカガエルの卵塊が確認されました!
ボランティアさんとほっと一安心です。
来月の3月2日(土)には、横山ビジターセンター観察会「アカガエルの観察会」を行う予定です!
観察会では、アカガエルの卵を観察したり、その他の様々な里山のいきもの達を探します。
お近くにお住いの方は、ぜひ下記までお申し込みください♪
皆様の参加をお待ちしております!
<お申込み先>
横山ビジターセンター
TEL:0599-44-0567 / FAX:0599-46-0701
三重県志摩市阿児町鵜方875-24 (年中無休、AM9:00~PM4:30)
2019年が始まって早2か月。
今年度の戸隠自然保護官事務所はどんなことがあったのか!?
写真で振り返ってみようと思います。
今回は<いいづな編>!
次回以降野尻湖編、携帯トイレ編、戸隠JPR編、ロングトレイル編...などなど
続きますので楽しみにしていてください!
○飯縄山(長野市)
昨年度の登山道整備講習会に参加した飯綱高原観光協会などのメンバーと、
1番利用者の多い南登山道で、整備の年間計画を立てるために登って確認。
今後も密に連絡をとって整備の体制作りをしていきます。
麓では長野工業高等学校の学生さんが、登山者カウンターを作るという企画を紹介してくれました。
秋に実証実験を行った際は、沢山の報道陣が駆けつけました~!
○大谷地湿原(長野市飯綱高原)
夏の大谷地湿原にはキショウブという外来植物が咲きます。
地元有志でこの駆除を初めて7年・・・。95%近くを根絶できました。
外来生物根絶を目指してもここまで成功している例はなかなかないと思います。
まさに"継続は力なり"ですね。
大谷地湿原ではヨシ刈りも実施されました。
乾燥化を防ぐのにどの程度効果があるのか検証を行って、やり方を検討していくようです。
ヨシ刈りを行っている足下にはカエルがいっぱい飛び出してきました♪
○いいづなリゾートスキー場(飯綱町:飯綱東高原)
経営者が変わり、大きな変化のあった"いいづなリゾートスキー場"。
感無量の営業開始。安全祈願祭にも一層気合いが入りました。
○今年のベストいいづなはここだ!
やっぱりいいづなは春!
大谷地湿原(長野市飯綱高原)や丹霞郷(飯綱町)の春は花の都です( ´艸`)
(大谷地湿原から見る飯縄山とリュウキンカ)
(国立公園外ですが、ここは一目五山32選に選ばれた丹霞郷。)
○それぞれ詳細な情報はこちらをご覧下さい
・飯綱高原観光協会
・飯綱町観光協会