ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年11月

15件の記事があります。

2018年11月30日ロングトレイルのこれから Part②

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

2日目は戸隠を歩きました。

この日の朝はみぞれが降るぐらいに少し冷え込んでいました。

 

◆2日目◆ 戸隠中社~奥社~鏡池~中社

戸隠古道を通すか、鏡池を通すかで悩んでいる部分を歩いていただきました。

まずは中社に集合して歩き始めます。

01まずは中社でおまいり

 

古道を歩きますが、野尻湖よりも一歩秋が進んでいる戸隠。

落ち葉いっぱい。ザクザクザクザク軽快な音が気分を盛り上げてくれます。

02あしもとざっくざく

 

奥社へ寄った後は、ささやきの小径を通りました。

どどーんと近くに戸隠山が見え、みなさんの心に大ヒット!

03ささやきの小径からの戸隠山

 

キャンプ場についてからは折り返して鏡池へ向かいます。

途中、プクプクと水が湧く念仏池をながめていると・・・

04念仏ぷくぷく

 

「水の濾過のしかた」の話題に。水の確保にハイカーは『浄水器』を使います。

実際のものを見せていただきましたが、とってもコンパクト!

もっとゴツいものだと思っていました。道具の日々の進化を感じます・・・。

05浄水器の進化

 

鏡池に着きました。この日は戸隠連峰がばっちり見えます。

環境省の看板&西岳とパチリ。こうやって写真を撮りましょう。

06鏡池ではいポーズ!

 

鏡池から中社を目指して、硯石(すずりいし)経由で歩きます。

硯石からは絶景が望めて、みなさん驚嘆!

07硯石の絶景!

 

中社まで戻ってきてからは、最後に歩いた道の振り返りを行いました。

2時間半ほど時間をとりましたが、時間が足りないくらい白熱のトークに!

06最後にふりかえり

 

今回、みなさん口を揃えて

「この地域はアクセスも良く、ポテンシャルは非常に高い」と言って下さいました。

 

ロングトレイル設定にあたっても、前向きになれるご意見を沢山いただき私たちも驚いた部分や考えが変わった部分もあり、とっても有意義な視察になったと思います。

 

やることは山積みですが、今後もロングトレイル開通へ向けてひた走っていきたいと思います!

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2018年11月28日ロングトレイルのこれから Part①

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

妙高戸隠連山国立公園で検討を始めたロングトレイルづくり。

今年度は計7回の踏査を実施しました。

 

○今年度実施した踏査結果

第①弾第②弾第③弾第④弾、第⑤弾(前編後編)、第⑥弾第⑦弾

 

地元と環境省でどんなコースが良いかなど考えていますが・・・

実際のロングトレイルを歩いたことがない人が多く、みんな素人!

 

『一度ロングトレイル玄人のみなさんの意見を聞いてみたい!』

 

ということで、ロングトレイル有識者である海外トレイルも歩いたハイカーの方・旅行会社の方・外国人ガイドの方・教育関係者の方を集めて、現在の構想ルートの視察を組みました。

 

そうそうたる面々に集まっていただいたのですが・・・みなさんとっても気さく!

顔を合わせたばかりですが話がはずみます!

01野尻湖で集合!

 

今回の視察では、コース設定で悩んでいる部分を優先的に見ていただきました。

1日目は野尻湖、2日目は戸隠を歩きます。

 

◆1日目◆ 野尻湖畔~象の小径~荒瀬原集落

歩き出してすぐ・・・白鳥の遊覧船に注目!

廃屋ですが、使い道は無限大!とさっそく大盛り上がり。

02あひるさん!

 

象の小径に入ると・・・ちょうど紅葉まっさかり!

天気にも恵まれ、葉っぱがキラキラ光ってとってもキレイ(*´艸`)

03象の小径は紅葉まっさかり

 

夏は葉っぱがありますが、秋は見通しが良く斑尾山もキレイに見えます。

有識者のみなさんも口々に良い道だ!とつぶやきます(^^♪

04斑尾山がすっきり!展望抜群!

 

象の小径を抜けて、お次は荒瀬原へ。

集落を通すか、林道を通すか悩んでいる箇所です。

 

荒瀬原集落の田んぼと一目五山な"景観の良さ"に、

皆さんまた一つテンションが上がります。

05荒瀬原集落はとってもきれい~

 

いわゆる単調で面白みのない林道とは違った雰囲気があり、こちらも良いな・・・と悩み顔。

06荒瀬原林道も良い道です

 

最後に妙高のいもり池や苗名滝にも足を伸ばして、

コース途中や入口の雰囲気なども見ていただきました。

07いもり池にも行きました

 

親睦も深まり、1日目は終了!

次回、2日目のレポートにつづきます!

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2018年11月28日~身近な鳥・カワラヒワとモズ~

国指定藤前干潟鳥獣保護区 山﨑 陽子

皆さま、こんにちは。アクティブレンジャーの山﨑です。
朝晩は冷え込むようになりましたが、日中はまだ暖かい日が多いですね。

穏やかな日差しにタンポポもタンポポの綿毛も日差しの方を向いて咲いています。

 
鳥たちも暖かい光を浴びて気持ちよさそうに休んでいます。
そんな様子を今日はご紹介いたします。

これが、最近よく見かけるカワラヒワたちです。

<この木に4~5羽ほど、とまっていました>
せっかく気持ちよく止まっている所に度々ヒヨドリが飛んで来て、カワラヒワは迷惑そう・・・

 

<ヒヨドリが近くに来て気になる様子のカワラヒワ> <迷惑そうなカワラヒワ>

そして、次にドバトが。さすがにカワラヒワは飛び去ってしまいましたが、しばらくするとまた戻ってきました。とても目立つ場所ですがお気に入りでしょうか?

 

<バサバサっと近くの木から飛んで来たドバト><戻って来て辺りをキョロキョロ見渡すカワラヒワ>

また、カワラヒワは、稲永ビジターセンター周辺で、赤い実(グミの木の実)をよく食べているのを見かけますが、タンポポの種子なども好きだそうです。

次に、この隠れている鳥は何でしょう?

  

モズです。漢字では「百舌鳥」と書きます。様々な鳴き声で囀(さえず)るため、その名の由来となっています。モズは肉食で主に虫などを食べます。こちら!! 苦手な方はごめんなさい。

<虫を捕まえて木のてっぺんに止まっている所>
また、「モズのはやにえ」というすごい習性もあるので興味ある方はぜひ調べてみてください!

【プチ情報】モズは大阪府の鳥で、大阪のJR阪和線に「百舌鳥」という駅があります。百舌鳥駅の近くには、日本最大の古墳、仁徳天皇陵古墳があります。

カワラヒワやモズは、比較的によく見られる鳥で、観察しやすい場所に止まってくれるので、藤前干潟に来られた際は干潟の鳥たちと共にぜひ観察してみてください。

【お知らせ】12月20日より、東邦ガス(株)・ガスエネルギー館で「レンジャー写真展2018」を開催いたします。日々の撮影した写真から選りすぐりのものを展示していますので、ぜひ、お越し下さい。

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2018年11月28日白山国立公園の冬支度

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。


ニュースなどで「この冬は暖冬」というのを耳にし、安心しきって過ごしていたら、「暖冬のときはどか雪が降る」と地元の方に釘を刺された白山自然保護官事務所の大石です。人生初の豪雪を体験した昨シーズンに続き、この冬はどんな経験ができるのか、どきどきしながらも楽しみです。

ところで、白山は今、どんな姿かというと・・・・

(勝山市から見た白山 11月27日撮影)

ご覧の通りすっかり雪化粧をしています。

石川県の市ノ瀬や別当出合、岐阜県の大白川など登山口周辺の道路は、すでに冬期通行止めとなっていますので、白山方面へお出かけの際は、道路状況の確認をお忘れなく!


さて、別当出合への冬期通行止めが始まるずっと前、10月20日(土)の話です。

パークボランティアの皆さんと別当出合周辺で、毎年恒例となっている看板等の冬支度を実施してきました!

この日は別当出合の紅葉がピークであろうということでしたが、雨こそ降っていないもののガスで眺望は効きませんでした。そんなお天気でも、大勢の方が集まり、わいわい楽しく作業しました!

まずは、看板の表面を拭いて今シーズンの汚れを落とします。

(拭き掃除!)

そして、看板の表面が雪で傷つかないようにブルーシートで覆っていきます。


(大きなブルーシートで看板をすっぽり覆います)
しかし、白山国立公園パークボランティアの皆さんはブルーシートを被せるだけであっても、ひと味違います。
周辺の地形や毎年の経験から、
「ここは風が吹き抜ける場所だから特にしっかり止めておいた方がいい」
「雪に埋もれてしまうまでは風の影響を受けやすいからもう一箇所固定しておこう」
など、互いに意見を出し合って確実に看板を固定していきます。

普段から白山の自然を見ている皆さんだからこそできる工夫があって、見ほれてしまいます。

さらに、砂防新道の登り専用路と下り専用路の分岐では、一方通行を案内する看板の取り外しを行いました。こちらの看板は冬の間、事務所で保管するため、担いで下っていただきました。

(男性陣が担いできた看板を、女性陣も試しに担いでみますが・・・)
男性陣が担いできた看板を、別当出合(平地)で女性陣も試しに担いでみますが・・・重いし長い。登山道でこれは運びづらい!!ということで、担いでくださった男性陣に改めて感謝です。

テキパキと手際よく作業されるパークボランティアの皆さんが大勢集まったため、今回の作業もあっという間に終わってしまいました。パークボランティアの皆さん、いつもご協力ありがとうございます!

撤去した看板たちは事務所で保管され、来春の雪解けまで、しばし休憩です。
これから白山は冬山へ。純白の雪に厚く覆われる日ももう間近です。

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2018年11月27日上高地閉山&冬期利用について

中部山岳国立公園 佐藤怜子

11月15日、北アルプスの自然の恵みへの感謝と穏やかな来春の到来を願い、上高地閉山式が行われました。

開山期間中に大きな事故などなく無事に閉山を迎えることができ、ほっと一息です。

閉山式当日は快晴☆

こんな良いお天気の中の閉山式は非常に珍しいとのこと。(例年、寒空の下です)

【快晴の上高地!】

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【神事の様子-穂高神社の宮司さんが祝詞をあげました】

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【にぎわう様子-多くの人が河童橋のたもとに集いました】

nigiwai

山に感謝。自然に感謝。人に感謝。

閉山に伴い、我々の上高地管理官事務所も閉所いたしました。

閉山期間中は、中部山岳国立公園管理事務所にて勤務しています。閉所して1週間が経ちましたが、上高地が恋しいです...(T_T)

冬期期間中については、冬山であり危険が伴うので安易な入山は控えるようにして下さい。

また、入山する際は注意事項を必ずご確認下さい。

【上高地冬期入山ルール】

ru-ru

詳しくは下記HP等でご確認下さい。

リンク http://chubu.env.go.jp/shinetsu/to_2018/post_99.html 中部地方環境事務所

http://www.kamikochi.or.jp/winter/5513/ 上高地公式ウェブサイト

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2018年11月22日小谷村、雨飾山の携帯トイレの撤収作業をしました

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

11/6(火)、雪が降る前に・・・

雨飾山に設置している携帯トイレブースを解体し、雪囲いをしてきました。

 

道中、先日の登山道整備講習会を実施した場所をチェック!

たくさん落ち葉が落ちていました・・・だんだん馴染んでいくことでしょう。。。

01整備講習の施工場所

 

今後このブースをどう改良していくかの話をしながら歩き・・・

現場に着きました。解体前にパチリ。

02今年もお世話になりました

 

運用開始から2年目。

今年も1年ありがとう。中からもパチリ。

03最後に中から

 

中に置いてある貯金箱。今年は去年よりも沢山入ってました!

みなさんありがとうございました!

04貯金箱、いくら入ってたかな?

 

解体作業がはじまるとあっという間。

写真を撮る間もなくバラバラになっていきます。笑

05がしがし解体します

 

今年は、パネルの縁が曲がらないように、はしっこには木枠でも雪囲いをしました。

06来年にむけて雪囲い

 

葉っぱもすっかり落ちて、冬準備万端のブナ平。

07帰りのブナ平

 

足下には真っ赤なカエデ。グラデーションが綺麗です。

08足下は落ち葉がいっぱい

 

登山口の沢にいつもいるイワナ君に挨拶をして、雨飾納めです。

09最後にイワナ君にさようなら

 

ちなみに・・・雨飾高原キャンプ場の登山口に設置してある

『携帯トイレ自動販売機の売り上げ』と『回収ボックスの回収数』はこちら!

 

○H30年度『自動販売機』の売り上げ

 7~8月 53個

   9月 47個

  10月 97個

合計 <197個>

○H30年度『回収ボックス』の回収数

   7月 18個

   8月 21個

   9月 28個

  10月 64個

 合計 <131個>

 

売り上げ、回収数共に昨年よりも増えてきています。携帯トイレの使用が少しずつ広まってきている実感があります。地道な活動ではありますが、山の整備をして下さっている方々の思いが着実に形になっていくのは、とっても嬉しいことです(*´艸`)

 

 

これから雪が降れば冬シーズンへ突入です!

小谷村は超豪雪地帯です。雪と戯れたい方は是非冬も小谷村へ!

○小谷村観光連盟のHP

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2018年11月21日冬になる前に振り返り・・・

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

半月ぶりの更新になってしまいましたー(゜д゚)アチャー

戸隠自然保護官事務所からこんにちは。前田です!

 

自家用車もいよいよスタッドレスに履き替えて、

雪が降るのを今か今かと待ち構えております。

 

雪景色になってしまう前に、更新をさぼっていた間に起きたことをまとめて振り返ります!笑

 

1025登山道整備講習会@雨飾≫

まずは登山道整備講習会の続き...。

戸隠で作業した翌日は、小谷村へ移動して雨飾山で講習会です。

 

前日の夜、座学を行ってから、次の日が本番!

総勢30名の方にご参加いただきました(_)!!

01前日は座学からスタート 02総勢30名の方が参加

 

作業場所は紅葉真っ盛り!

重~~い石を運ぶ道中も周りがキレイなので癒やされます(´ω`*)

03現場についても紅葉まっさかり 04紅葉がとってもきれい

 

 

こちらは施工前と施工後の写真です。

05施工前(あまかざり) 06施工後(あまかざり)

 

1028長野市環境子どもサミットに出展≫

長野市の環境部で開催している環境子どもサミットに出展してきました!

国立公園クイズを出して、正解者には国立公園グッズをプレゼントしました。

07子どもサミットに出店していきました 08激むず問題!

 

 

オンタイムな情報はFacebookにアップしています!

アカウントのない方でも見れるので、ぜひチェックしてみて下さい☆

妙高戸隠連山国立公園Facebook

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2018年11月16日室堂平の利用について

中部山岳国立公園 木村慈延

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

立山黒部アルペンルートの営業も残り半月となりました。

1113日に、室堂平における積雪期利用ルールを記載したポスター・リーフレットを立山黒部アルペンルートの各駅や山小屋に配布しました。

室堂平は標高2,450メートルに位置していることから、11月月の気候は大変厳しいものとなります。

配布したポスター・リーフレットは、みなさまの安全と自然環境保全を目的として、地域関係者で決定しているものです。ぜひご一読ください。

秋期リーフレット表 秋期リーフレット裏

13日現在、室堂平にはあまり雪がありません。

11月上旬にある程度まとまった降雪がありましたが、その後の好天により雪が溶けたようです。

歩道や植生が出ている場所が多く、スキーやボードでの滑走はできる状態ではありませんでした。

【植生や立山の山肌が分かるくらいの積雪量です】

植生や立山の山肌

【仮設野営場開設予定地もほとんど雪がありません】

仮設野営場開設予定地

仮設野営場開設予定地も上の写真の通り、ほとんど雪がありません。

例年、山小屋の営業終了後(11/25~)からはみくりが池前の慰霊塔周辺で仮設野営場を設置していますが、

地表面を覆うだけの積雪がない場合は、本来の野営場である雷鳥沢で幕営していただく可能性があります。

ただし、雷鳥沢野営管理所は既に冬季閉鎖しているため、トイレ、水場は使用できませんので、携帯トイレや水を予めご準備ください。春になってお花畑に屎尿が散乱することの無いようにお願いします。

最新の情報を確認し、防寒対策をしっかりと行った上でお出かけください。

・立山黒部アルペンルートオフィシャルサイト(室堂平のライブ映像を見ることができます)→https://www.alpen-route.com/index.php

・立山室堂山岳スキー情報→http://toyamaken-sotaikyo.jp/

【木々がうっすらと雪化粧していて綺麗でした】

木々はうっすら雪化粧

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2018年11月12日続・巡視のこと ~赤い看板やフラッグのついた鳥~

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

みなさま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブレンジャーの西部です。

先日、山﨑ARから私たち名古屋自然保護官事務所のメンバーによる鳥獣保護区巡視の報告がありました。

今日は、巡視の時に私たちが何をチェックしているのか、少しご紹介したいと思います。

まずは、これ。ご存知ですか?

赤い看板 鳥獣保護区を示す標識看板

<鳥獣保護区を示す制札、いわゆる看板>

この赤い看板が指定の位置にちゃんと立っているか、壊れていないかなどを確認します。

山に登られる方などは、見たことがあるかもしれません。

見たことないな、知らないよ、と言う方は、ぜひ今度山に行かれる際には探してみてください。

写真では「環境省」となっていますが、これが都道府県になっていることもあります。

鳥獣保護区は国または都道府県のどちらかで指定されるのですが、「環境省」と言う文字が入っている場合は、国指定の鳥獣保護区、と言うことがわかります。

そして、なんといってもその季節ごとの鳥獣保護区の様子。

2018年11月5日 セグロカモメとハマシギの群れ

<11月5日:セグロカモメとハマシギの群れ>

寒い季節には人間界でもインフルエンザが流行りますが、鳥界でもインフルエンザが流行ることがあるため、鳥たちの様子も巡視の際には観察しています。

藤前干潟の景色

<ヨシ原が夏の緑から、薄茶色へと変化し、秋の色合い>

山﨑ARが日記に書いてくれた巡視の日には、なんと飛来したハマシギの中に「フラッグ」をつけたハマシギが混じっていました。

2018年11月5日 ハマシギ(フラッグ)

<どのハマシギにフラッグがついているか、わかります?>

アップしてみましょう。

2018年11月5日 ハマシギ(フラッグ)

<左から3番目:フラッグのついたハマシギ>

このようなフラッグを「標識」と言いますが、これは渡り鳥の生態を解明するために考えられた調査として行われているものです。

環境省では、金属の足環を使って調査を実施していますが、その他の国や調査によってはカラーフラッグを使用している場合もあり、カラーの組み合わせや装着している部位などによって取り付けられた日時や場所などが分かるようになっています。

このような調査から、渡り鳥がどのようなルートを通って渡りを行っているのか、何年くらい生きるのか、と言った様々なことがわかってきています。

いつも観察しているフィールドの鳥たちの中に、こうしたフラッグを付けた鳥を見つけるのも楽しいですね。

もしも、こうした鳥を見つけた方は、ぜひ下記までお知らせください。

自分の見つけた情報が調査に一役買っている、と思うとワクワクしませんか?

http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#ashiwa

ちなみに、このハマシギは、カムチャッカ半島で放鳥されたとのことです。

標識調査について、もっと詳しく知りたい!と言う方は、ぜひ下記を参照してみてください。

●鳥類標識調査

http://www.biodic.go.jp/banding/index.html

●(公財)山階鳥類研究所

http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#ashiwa

●渡り鳥に関する情報

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/migratory/index.html

このほかにも、巡視の際には不法投棄や密猟、危険行為をする人などがいないか等、様々なことを確認します。

藤前干潟で双眼鏡を持って、揃いの緑色の服で歩いている人たちを見かけたら、それはもしかすると名古屋自然保護官事務所のメンバーかもしれません。

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2018年11月08日* 子どもパークレンジャー大活躍 @乗鞍高原 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

11月4日(日)、乗鞍高原で子どもパークレンジャーを開催しました。

活動のテーマは『 乗鞍高原一の瀬園地 景観回復大作戦! 』というものです。

 

乗鞍高原の一部は中部山岳国立公園に指定されていますが、地域の人が生活の場として

利用する里山でもあります。

昔は燃料として木を切ったり、つい数年前までは牛を放牧していたりと盛んに活用されていました。

そのため一の瀬園地は放牧によって形成された半自然草地で、草原景観の広がる場所だったそうです。

 

【 長野県乗鞍自然保護センターに展示されている昔の写真 】

  

 

環境省の中部山岳国立公園南部地域管理計画書にも「保全すべき自然環境」として

「乗鞍高原の半自然草地」とあります。

しかし最近は生活様式や時代の変化により木はそれほど必要とされなくなり、

草や木の芽生えを食べる牛もいなくなって、シラカンバやハンノキなどの成長が著しく

草原景観が失われつつあります。

 

そこで子どもパークレンジャーのみんなに、一の瀬園地の草原景観を復活させるべく

活動をしてもらいました。

 

まずは長野県乗鞍自然保護センターで乗鞍の自然や昔の生活のことを学びました。

 

そして一の瀬園地へ移動し、草原景観回復のため幼木の伐採を行う準備です。

 

みんなで【 さぁ、やるぞー!! 】のかけ声。

おや?あまりノリが良くないかな?

 

彼らの後ろに写っている場所では、シラカンバの幼木が下の写真のように

ヒョロヒョロとたくさん生えてきてしまっています。

今回はこれらの幼木を切ってもらいます。

 

かけ声のノリはいまひとつでしたが、根気のいる作業をみんな熱心にやってくれました。

 

切った幼木はリサイクルとして後で鉛筆作りに使うので枝切りばさみを使って

枝を切り落としておきます。

 

 

みんなで力を合わせ、1時間半ほどの作業でこんなにすっきりとさせることができました。

 

景観回復大作戦は大成功ですね♪

  

最後は切った木に芯を入れて削り、色鉛筆を作りました。

みんな個性豊かな色鉛筆ができたね♪

 

【 ボクは赤・青・緑の色鉛筆をつくったよ! 】

 

色鉛筆づくりが早く終わった子は、その色鉛筆を使って絵を描いてくれました。

 

今回参加してくれた子どもたちが乗鞍高原の自然の守り手になってくれることを期待します!

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