ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2018年09月20日~ゴミと共に暮らす生き物と人との関わり~

国指定藤前干潟鳥獣保護区 山﨑 陽子

こんにちは。アクティブレンジャーの山﨑です。

先日の台風の被害で藤前干潟にはたくさんのゴミが漂着しているため、プラスチックを回収しようと出かけました。
すると、潮が満ちてくるタイミングだったため、たくさんのトビハゼが陸地に避難しようと必死に飛び回っていました。

<陸に向かってジャンプするトビハゼたち>

その様子を見ていると、小さなトビハゼたちの周りの岩や砂に絡まっている釣り糸がとても気になってしまい、カメラを向けて観察していました。

その近くには、釣り糸が。危ない!!

<よく見ると、重りのような物と釣り糸でした。>

<釣り糸の近くには、鳥の足跡もたくさんありました。>

それらの釣り糸を回収していると、公園を散歩している方に話しかけられました。
その方は、30年以上、釣りを楽しんでいるとのことで、私が釣り糸を回収しているのを見て、こんな物を見せてくれました。

<これは、魚を釣り上げる際に使う網だそうで、先端を自分で付け替えて、釣りの際に切れてしまった釣り糸を回収するために、いつも持っているとのこと。長さは6m40cmもあるそうで、何十年も前から、こうして釣りの際には、持ち歩き、切れてしまった釣り糸を回収しているのだそうです。>

自然の中で、ルールを守り楽しんでいる、とても大切なことだと感じました。

自然と生き物、人との関わりの大切さをとても実感出来るお話を、聞くことが出来ました。

また、アクティブレンジャーとして活動する中で、普及・啓発以外にも、このような地元の人との出会いや関わりは、私たちにとって、とても大切な事だと思っています。

私たちを見かけたら、いつでも声をかけて下さい。

<最後に、このトビハゼたちの近くにいる体長1cm程の小さなチゴガニの写真を1枚!>

【お知らせ】

1027日(土)には、市民ボランティアの皆さんによる藤前干潟クリーン大作戦が実施されます。

干潟には、あまり目立つことはありませんが、実はこのような小さな生き物もたくさん住んでいます。

皆さま、是非、この機会に清掃活動にご参加いただき、藤前干潟を身近に感じて下さい。

ごみ拾い参加者のためにだけ開催される干潟観察会もありますよ。

詳細は、下記ホームページ、ちらしをご覧ください。

●'18秋の藤前干潟クリーン大作戦

詳細は、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHPをご覧ください。

藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のHP

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ