ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年6月

30件の記事があります。

2018年06月29日登山道情報 ~観光新道~

白山国立公園 鈴木 政裕

白山自然保護官事務所の鈴木です。

皆さん今回は登山道の情報をお伝えします。

今回は別当出会から観光新道を登って殿ヶ池避難小屋まで行ってきました。

登山道の紹介の前に登山口に設置してある2つのアイテムを紹介します。

左側のマットは以前大石ARが紹介しました種子除去マットです。

このマットで靴に付いた植物の種子を落とそうというものです。

詳細はこちら→「知ってる?使ってる? 白山の自然を守る便利アイテム!」

続いて右側の写真の機械は登山者カウンターというものです。

登山者カウンターは白山の各登山口に設置してされており、白山に登ったことのある方なら1度は見たことがあるかと思います。

これは名前の通り各登山道の登山者数を調べるものです。

精密機械ですので見かけてもいたずらはしないでください。

気になるかと思いますがスルーして下さると助かります。

さていよいよ登山開始です!

観光新道は岩がごろごろしていてなかなか体力を使います。

名前の割にハードな登山道ですが、尾根が気持ちよく、殿ヶ池避難小屋からの眺めは最高で、花も沢山ありとてもおすすめです!

登り初めは左上の写真のように岩が多くあり、滑りやすいです。

2時間弱歩くと右上の写真のような尾根に出ます。

尾根に上がると様々な高山植物を見ることができました。

今の時期はニッコウキスゲが何より目立ちますね。ほかにもカラマツソウやショウジョウバカマ、アカモノ、コイワカガミ、群生したマイズルソウを見ることができました。

殿ヶ池避難小屋の少し上のほうではキヌガサソウ、サンカヨウ、ハクサンタイゲキが咲いており、ハクサンフウロやダイモンジソウも1輪ずつですが見つけることができました。

☆観光新道で見られた高山植物☆

ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、ハクサンチドリ、ダイモンジソウ、ハクサンタイゲキ、アカモノ、オオバミゾホウズキ、カラマツソウ、コイワカガミ、ショウジョウバカマ、シナノキンバイ

ミヤマキンポウゲ、キヌガサソウ、マイズルソウ、サンカヨウ、ノビネチドリ、ヨツバシオガマ

↑これら以外にも沢山あると思いますので是非、自分の目で確かめて見て下さい!

また昆虫も沢山見られます。

登山道脇の植物には多くの虫が集まっていました。

高山植物に負けず劣らず綺麗なので探してみてはいかがでしょうか?

殿ヶ池避難小屋に到着です。小屋の周辺はまだ雪が残っていますので滑落や道迷いにご注意下さい。

この殿ヶ池避難小屋ですが、私はとても好きな場所です。

小屋からの景色が素晴らしく大変気持ちの良い場所です。

小屋の外にはベンチがありそこに腰掛けながら食べる昼食は何倍にもおいしく感じられます。

(避難小屋の裏から見える白山釈迦岳。)

しかし、実は少し前から殿ヶ池避難小屋のトイレ使用不可になっています。

観光新道を通る際はご迷惑をお掛けしますが、事前にトイレに済ませておく等して対策をお願いします。

以上。観光新道の登山道情報でした!

---------------------お知らせ。----------------------

【通行不可となっている登山道】

●釈迦新道

  • 湯の谷林道 が2か所大規模な土砂崩れがおきており林道の橋が崩落してしまい通行不可となっております。

●平瀬道

積雪の影響で、雪害箇所が数か所ある為、通行止めを継続し復旧工事を行います。

予定では9月下旬からの開通予定となっております。

●砂防新道の下り路線

積雪による土砂崩が起きてしまい、現在は通行不可となっております。

現在復旧作業を進めておりますが、一部危険な箇所があることから、安全が確認されるまで下り専用区間を通行禁止とさせていただきます。その間、下山の際は上り専用区間を交互通行でご利用ください。

【トイレが使用不可】

●殿ヶ池避難小屋

観光新道の殿ヶ池避難小屋において、トイレの故障が確認されました。現在復旧作業を進めておりますが、問題が改善するまでトイレは男性用、女性用ともに使用禁止とさせていただきます。殿ヶ池避難小屋をご利用の方は先にトイレは済ませる等の対策をお願いします。

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2018年06月27日新緑の小谷村でH30年度の第1回幹事会開催!

妙高戸隠連山国立公園 アクティブレンジャー 前田久美子

6月26日(火)、小谷(おたり)村の雨飾(あまかざり)荘で

妙高戸隠連山国立公園連絡協議会の第1回幹事会を開催しました。

(H29年度の幹事会総会の様子はこちら。)

 

幹事会では毎回開催市町村の現地視察を行っています。

今回は森林セラピー基地にもなっている『鎌池』へ。

01鎌池で視察

 

いつもは涼しい鎌池ですが、この日はと~っても暑かったです;

02とっても暑かった鎌池

 

雨飾高原キャンプ場では"携帯トイレの自動販売機"など

携帯トイレ普及啓発の取組をアピール!みなさん興味を持っていただけたようでした。

03携帯トイレ自販機を自慢~♪

 

その後は雨飾荘へ移動して会議開始。

04雨飾荘で会議開始

 

構成員の信州しなの町観光協会さんから、

夏季イベントをきっかけとした"国立公園のブランドイメージの統一"や

"利用活性化"を行うご提案がありました。

05夏季イベント!?

 

夏季イベントは妙高戸隠連山国立公園の関係地域で

8月25日(土)~26日(日)に開催予定です。

 

Facebookにも様子を随時アップしていきます♪

今後の協議会のうごきにぜひご注目下さい!

 

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2018年06月27日モニタリング調査とレンジャー写真展1DAYワークショップのこと!

国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋 西部理恵

みなさま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

藤前干潟のある愛知県では、ずいぶん蒸し暑くなってきました。

体調を崩しやすい季節ですが、皆さまはいかがでしょうか。

今日は、名古屋自然保護官事務所のARが毎月実施している干潟の底生生物モニタリング調査についてご紹介しようと思います。

私たちARが実施している底生生物モニタリング調査は、これからの季節、ちょーっと暑くて大変なのですが干潟の生き物とじっくり向き合える楽しい時間でもあります。

調査を実施している干潟

<調査を実施している干潟>

このモニタリング調査は、毎月、大潮の前後に1回、稲永ビジターセンターから歩いて10分から15分程度のところにある小さな干潟で行っています。

この干潟は小さいながらも、水辺に泥干潟、そこから陸にかけて砂泥干潟に変化し、陸域にかけてヨシ原になるという、段階的に様々な環境が見られる多様性の高い干潟です。この干潟の底生生物を定期的にモニタリングすることで、藤前干潟に起きている様々な変化、例えば季節変化や経年的な変化、天候などによる影響などを把握しよう、と言うわけです。

調査風景 調査結果

<6月13日(水):調査の様子と調査で見られた生きもの>

この調査では、細かく正確に同定するといった本格的な調査をしていませんが、それでも、ゴカイ類が増えてきた、ソトオリガイが減って来た等のざっくりとした大きな変化は見えてきます。

また、私のように、大学などで生きものを専攻していたわけではないARにとっては、藤前干潟にどんな生きものがいるのか、干潟とは一体どんな自然環境なのか、ということを知る上で、とても貴重な時間となっています。

散歩の途中やたまたま藤前干潟に来たよと言う方が声をかけてくださることがあります。お話の中で昔の藤前干潟の様子をうかがったり、また逆に私たちの調査で見つかった小さな小さな巻き貝(カワザンショウ類など)を見せたり、といった交流もまた楽しく勉強になります。

もし藤前干潟にお越しの際に、レンジャー服の二人がごそごそと干潟の脇で何かをやっているのを見かけられた場合には、ぜひ声をかけてくださいね。

さて、話は変わりますが、先日、6月24日(日)には中部地方環境事務所のレンジャー写真展(碧南海浜水族館・碧南市青少年海の科学館で開催中)の1DAYイベントを実施しました!

碧南海浜水族館 1DAYワークショップ

<会場の受付>

藤前干潟の生きものちぎり絵をやったのですが、3才から小学生まで多くの子供たちがちぎり絵を楽しんでくれました。

ちぎり絵を作りました!

<とってもきれいなちぎり絵を作成しました!>

当日は、ワークショップが開始するといち早く、碧南海浜水族館・碧南市海の科学館さんのFACEBOOK(https://www.facebook.com/hekinansuizokukan)でも紹介されました。

6月24日の記事をぜひごらんください。

このワークショップを通じて藤前干潟のことを知ったという方も多くおりましたが、ぜひ藤前干潟にも遊びに来てほしいと思います。

レンジャー写真展は今週末(7/1)まで実施していますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。

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□□ 環境省レンジャー写真展 □□

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【碧南海浜水族館・碧南市青少年海の科学館】

 日 時:平成30年6月1日(金)~7月1日(日)09:00 - 17:00

 住 所:愛知県碧南市浜町2番地3

 入場料:無料

 休館日:毎週月曜日(祝日と重なる場合はその翌日)

 主 催:環境省中部地方環境事務所

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●今後、藤前干潟で実施されるイベント

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□□ 夏休みは藤前干潟へ行こう! □□

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2018年8月8日(水)干潟を音であそぼ

【 干潟を音であそぼ~貝殻やヨシで打楽器作り~ 】

 日 時:平成30年8月8日(水) 10:00 - 12:00

 場 所:稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2)

 講 師:本多"taco-bow"正典氏(パーカッショニスト)

 定 員:20名

 申込み:締切 7月31日(火)

FAX :052-389-2878

     メール:WB-NAGOYA@env.go.jp

 問合せ:環境省名古屋自然保護官事務所(TEL:052-389-2877)

 主 催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会

2018年8月23日(木)ひがたにくるトリ、どんなトリ?

【 ひがたにくるトリ、どんなトリ? 】

 日 時:平成30年8月23日(木) 10:00 - 12:00

 場 所:名古屋市野鳥観察館、稲永ビジターセンター(どちらも:名古屋市港区野跡4-11-2)

 講 師:Cha Chatto氏(ハンドメイド作家)

 定 員:20名

 申込み:締切 8月15日(水)

FAX :052-389-2878

     メール:WB-NAGOYA@env.go.jp

 問合せ:環境省名古屋自然保護官事務所(TEL:052-389-2877)

 主 催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会

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2018年06月26日子どもパークレンジャー浅間地域:今年も盛況!

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

6月23日(土)、浅間山麓に住む小中学生 15人が、「子どもパークレンジャー」として

湯の丸高原のレンゲツツジ保存活動で活躍しました!

★子どもパークレンジャーとは

 http://www.env.go.jp/kids/gokan/jpr/about/index.html

湯の丸高原での開催は、今回で3年目になります。

NPO法人浅間山麓国際自然学校やレンゲツツジ保存会のみなさん、また嬬恋高校ボランティア部の生徒さんや先生もスタッフとして参加いただきました。

まずは湯の丸高原ビジターセンターにて開会式と任命式です。

環境省レンジャーから国立公園についての話を聞き、1人ずつ自己紹介をした後、湯の丸の自然を守る「子どもパークレンジャー」として任命されました。

【レンジャーによる任命式の様子】

その後は外に出て、作業する場所まで向かいます。なかなか急な坂道も、みんな頑張って登ってくれました!

道中では、スタッフが湯の丸山の成り立ちや牧場としての歴史、レンゲツツジとの関係について説明してくれます。

また、希少な高山蝶、燃えにくいナナカマド、紅葉するカラマツ、ニホンカモシカの角とぎ跡など、見かけた湯の丸のいろんな動植物についての解説も。

子ども達は熱心にメモを取っていました。

【スタッフの解説に聞き入る子ども達】

途中、雨がぱらつくこともありましたが何とか湯の丸山の中腹にあるレンゲツツジ群生地に到着!

記念撮影の後、保存活動を開始します。

ヘルメットをかぶって剪定バサミでレンゲツツジの周りのササなどを刈り、日当たりがよくなるようにしました。

子ども達も大人も一生懸命レンゲツツジのために作業します。

【湯の丸山をバックに記念撮影】

【作業の様子】

【担当した株にネームプレートを付けてはいポーズ!】

【牛たちとも記念撮影!】

作業後は、スキー場のゲレンデ内を歩いて降りて、湯の丸牧場の牛たちを見ながらのお昼ごはん!

こんなに間近で放牧されており、子供たちのテンションも上がります。

午後は鹿沢インフォメーションセンターに移動して新聞作りと発表です。

アイデアを出す子、意見をまとめる子、文字を書く子、写真を切る子、......

班のみんなで内容を話し合い、分担し、見事なチームワークによって、個性豊かな新聞ができました!

【みんなで協力して新聞づくり】

【緊張の発表タイム】

発表後は、今日1日で学んだことをレンジャーに報告し、JPRスタンプと缶バッチを貰います。

【レンジャーへの報告】

最後は全員参加でのネイチャーゲームで大いに盛り上がり。。。

怪我もなく無事終了、みんな楽しそうでした。

新聞作りのテーマのひとつでもあった「10年後の湯の丸高原」。

子ども達からは「牛が増えている」「トロッコができている」「このままだとレンゲツツジが衰退する」など様々な意見がありました。

彼らが大人になっても、この活動で学んだことや自然を大切にする気持ちを忘れずに、地域の自然を未来に繋いでいってほしいです。

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2018年06月25日戸隠竹細工の筍番体験トレッキングを実施しました。

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

昨年度開催した秋の竹細工エコツアーの夏バージョン。

6月16日(土)に『初夏の筍番体験トレッキング』が開催されました。

 

戸隠そばを乗せる"ざる"は材料にネマガリダケを使った"戸隠竹細工"の製品です。

材料のネマガリダケは竹細工組合が「戸隠竹細工の森」から採取を行っています。

職人さん達は林野庁から竹細工の森の土地を借り受けて、許可を得て採取を行っています。

 

そばざるのふちは1年目の"わか"と呼ばれる柔らかいタケのみを使用して作られます。

01ふちまきの若

 

ネマガリダケといえば・・・この時期"筍(たけのこ)"として大人気の山菜!

しかし、竹細工の森から筍を採られてしまうと、

職人さんたちは"わか"を確保することができなくなってしまいます。

そのため、竹細工の森では筍の採取は禁止されています。

 

ルールを守らずに筍を採る人がいないか見回りをするのが

竹細工職人さん達の"夏"の仕事、"筍番"です!!

このイベントは筍番で歩く道を職人さんと一緒にトレッキングできるのです(゜∀゜)!

02筍とっちゃだめ!

 

職人さんから「ここらじゃアメフリバナって言うんだ」と

教えてもらったタニウツギも満開です!

03アメフリバナまんかい~!

 

参加者から「虫がいっぱいでたらやだなぁ」なんて話がでると、

すかさず職人さん達のポケットからそれぞれ秘伝の虫除けが出てきました!笑

04これが噂のタイガーバーム!

(写真はタイガーバーム、他にもサロンパスやハッカ油も)

 

筍番の小屋では、組合長から竹細工と筍番について説明いただきました!

05筍番!

 

この日は一日微妙な天気にもかかわらず、

大ダルミでは晴れました!やった(゜▽゜)!!!

06大ダルミで休憩

 

お昼休憩や竹細工体験もありましたが、携帯トイレブースもあるので一安心!

トイレブースの電気やトイレットペーパーホルダーなども竹細工で作ってあります♪

07携帯トイレブースの中にも・・・

 

お昼ご飯を食べた後は竹細工体験!みなさん真剣です!

08職人さんと竹細工体験

 

参加者のみなさんも職人さんも!みなさん大満足で帰路につかれました。

09竹細工の森から帰ります。

 

次は秋に職人さんと竹細工の森に入れるイベントを行う予定です!

告知は戸隠中社竹細工生産組合のHPFacebookで行われます。

ご確認下さい♪

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2018年06月22日白山国立公園の桂湖畔でオオキンケイギク除去活動!

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
6月17日に白山国立公園の桂湖(富山県南砺市)に行ってきました。

(桂湖)
青い水面、深い森の緑、湖上を吹き渡る爽やかな風!湖面にはカヌーやウィンドサーフィンを楽しむ人、湖畔ではオートキャンプを楽しむ家族連れ・・・桂湖は、自然の中でゆっくりと過ごすことのできる雰囲気の素敵な場所です♪

しかし!
この写真にはのんびり見てはいられないものたちが写っています!
それは・・・これです!↓↓↓

(コスモスに似た黄色い花)
そう、この花々です。

「え!?何がいけないの??」と思いますよね。

このかわいらしい花は、5~7月頃に花をつけるオオキンケイギクという植物で何を隠そう「外来植物」です。
北アメリカ原産の植物で、明治中期に鑑賞や緑化のために日本に持ち込まれました。かつては積極的に種が蒔かれた場所もあるくらい身近な存在になっていた植物ですが、今は「特定外来生物」というものに指定されているちょっと特別な存在です。

特定外来生物とは・・・
「外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。」
(以上、環境省の「日本の外来生物対策」WEBサイトより)

さらに特定外来生物は、法律で育てることも禁止されていて、違反すると、個人の場合は、最高で300万円以下の罰金 または 3年以下の懲役に!!!法人の場合は、罰金はなんと1億円以下です!!!
※詳細は「外来生物法(特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律)」をご確認ください。上記「日本の外来生物対策」WEBサイトからも確認できます。

では、なぜオオキンケイギクが特定外来生物に指定されたのでしょうか。
理由は、種子でも根でも増える強力な繁殖力を持っていて、一度定着すると、在来の野草を駆逐し、辺りの景観を一変させてしまうという性質があるためです。拡がると地域の生物多様性を脅かしてしまうんです。

(土手にみっしり生えてきたオオキンケイギク。根元に近い葉は細長いヘラ状)
このため、環境省では桂湖でも平成28年から白山生態系維持回復事業の一環でオオキンケイギクの除去をしており、今回はその除去作業を行ってきました!

除去活動は、地域の方にもボランティアでご協力いただいて実施しており、今年は、総勢37名の参加者が桂湖湖畔と駐車場の土手のオオキンケイギクなどに立ち向かいました!

(子ども、大学生、大人・・・みんなで除去作業!!)

作業の結果はご覧の通り!

(左:除去作業Before  右:除去作業After!)
参加者の皆さま、お疲れ様でした!


(除去物を計量中!)
除去量は 
 オオキンケイギク 75.5kg
 フランスギク 33.7kg
でした!

除去物は南砺市さんのご協力で運搬・焼却していただきました。

(除去され、運搬されるオオキンケイギク)
除去量は、平成28年は317kg、平成29年は276kg、今年は75.5kgと、嬉しいことにだんだん減っています。少しずつ、除去の効果が現れて生育量は減っているようです。このままの勢いで減り続けますように!


皆さんも、オオキンケイギクを見つけたら、駆除にご協力をお願いします。
ただ、駆除にはいくつか注意点があります!
駆除の方法や注意点について、詳しくは中部地方環境事務所の下記ページをご覧ください。
特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除にご協力下さい!


グリーンシーズンとなり、白山国立公園では外来植物除去活動シーズンに突入しました!今後も除去活動にどんどん参加し、皆さんにご報告していきますね♪
また、除去活動の中には、一般の方にもご参加いただけるイベントもありますよ!興味のある方は情報をチェックしてください。

※イベント参加者募集の情報は、

6月1日の記事2018年06月01日 白山の自然を守る「生態系維持回復事業」とは? その2の最後に掲載しています!

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2018年06月20日雨飾山に携帯トイレブースと登山者カウンターを設置しました。

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

雨飾山の登山者カウンターを設置しました。

01登山者カウンタ-設置中@あまかざり

 

冬の間、解体して置いておいた

『携帯トイレブース』も無事設置できました!

02今年もできた!トイレブース!

 

雪の重みで枠が曲がってしまったのですが、

そこはさすが小谷村の職人さん!

ゆがみを直して、元通りに組み立て完了です(ToT)

03ゆがみを直して組み立て!

 

登山道沿いにはニョイスミレ(ツボスミレ)や・・・

04ニョイスミレ

 

カラマツソウも綺麗に咲いていましたよ!

05カラマツソウ映える山

 

そして、鎌池では壊れかけていた木道が

きれいに修繕されていました。

06鎌池の木道きれになっていました

 

小谷村の鎌池は今がまさに新緑の季節。

07新緑の鎌池

 

新緑のおたりをゆったり楽しんでみませんか?

08鎌池へGOGO

 

○雨飾山や鎌池のアクセスはこちら

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2018年06月20日薬師岳夏山開きに参加しました

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

少し日が経ってしまいましたが、69日、10日と薬師岳夏山開き安全祈願祭及び記念登頂会に参加しました。

この夏山開きでは、夏山シーズンの登山者の安全を祈願しました。

9日は富山市大山町の亀谷(かめがい)温泉郷にある播隆上人(現在の富山市大山地区出身、槍ヶ岳を開山)像の前で安全祈願を行いました。

その翌日に薬師岳山頂にて祠に薬師如来を安置し、再度安全祈願を行いました。

【左:播隆上人像前で安全祈願、右:薬師岳山頂で安全祈願】

播隆上人像前で安全祈願  薬師岳山頂で安全祈願

登山口である折立から太郎平小屋に向かう登山道には、マイヅルソウやミズバショウ、チングルマ等の花が咲いていました。

太郎平小屋から薬師岳山頂は周辺の展望が良く、水晶岳や黒部五郎岳、雲ノ平と言った黒部川源流域がよく見えました。

また、9日の夕方には富山平野方面にとてもきれいな夕焼けを見ることができました。

【左:マイヅルソウ、右:歩道際にミズバショウ】

マイヅルソウ  歩道際にミズバショウ

【左:太郎平からの夕焼けと雲海、右:水晶岳~槍ヶ岳~黒部五郎岳の展望】

太郎平からの夕焼けと雲海  水晶岳~槍ヶ岳~黒部五郎岳の展望

610日時点では、薬師峠キャンプ場から薬師岳山荘下部までは雪がつながっており、傾斜がきつい場所もありました。

最新の情報を確認し、必要に応じてアイゼンやストック等をご準備ください。

【薬師岳山荘下部の雪の状況(赤い線辺りを歩きました)】

薬師岳山荘手前の雪の状況

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2018年06月19日*乗鞍畳平に高山植物が咲き始めました*

中部山岳国立公園 丸山由起子

先週(6月13日)のことになりますが乗鞍畳平へ現地調査に行ってきました。

 

■お花畑

6月13日時点ではお花畑へ下りる階段に雪が残っているため立ち入り禁止でしたが

雪にステップを切る作業が行われ、6月17日から通行可能となっています 。

 

<お花畑の木道が見えています>

  

<ステップを切る作業中>

 

今年は畳平の高山植物の開花も早いようで、もうハクサンイチゲが咲いていました。

  

鶴ヶ池の周りなどではキバナシャクナゲが、富士見岳への登山道ではコメバツガザクラや

ミネズオウが咲いていました。

これから次々といろいろな花が咲き始めるでしょう。

 

■生きもの

乗鞍畳平へお越しになる多くの方々が「会いたい!」とおっしゃるライチョウたち。

今は繁殖期のためオス達はなわばり争いで大忙し! 

人間の存在をあまり気にせず動き回っているため出会う確率が高いですよ。

調査当日も2羽のオスのライチョウがかなり長い時間、空中戦をやっていました。

 

<岩の上で見張るライチョウ>

 

<侵入者を発見して飛んだ!>

 

他の鳥たちも元気です。

イワヒバリは岩の上で高らかに歌を歌っていました。

人をあまり恐れないので、ソーっと近くまで寄ることができますよ。

 

■アクティビティ

鳥だけでなく、人も元気です!

この時期でも雪が残る大雪渓ではスキーを楽しんでいる方々がいらっしゃいました。

雄大な景色を眺めながら滑るのは気持ちよいでしょうね。 

 

もちろん登山もできます。

大黒岳、魔王岳、富士見岳の登山道に積雪はありません。

剣ヶ峰への登山道には積雪が残っている場所が2箇所あります。

雪の状況によってはアイゼン等の滑り止めが必要になりますのでご注意ください。

 

<富士見岳頂上からの畳平>

 

 

■ご注意&お願い

○剣ヶ峰登山の際は登山届けをバスターミナル内の案内所に設置されているBOXへご提出ください。

○登山道に雪が残っている場合、雪を避けようと登山道を外れて登る方がありますが、落石の危険や

植生にダメージを与えますのでおやめください。

○天気が悪い時などは気温がかなり下がります。防寒対策をお忘れなく。

○乗鞍岳はツキノワグマの生息地です。夏は高山植物が豊富な畳平に上がってきます。クマ鈴等を

利用し突然の遭遇の予防をお願いします。

 

 

梅雨時期なので天気が悪いことも多いですが、ライチョウに出会う確率が高い時期ですし、

高山植物も次々と咲き始めるとても良い季節です。

ぜひ乗鞍畳平へお越しください!

 

※リアルタイムな乗鞍畳平の情報は、以下のサイトや現地の案内所等でご確認ください。

○乗鞍岳・乗鞍スカイライン公式サイト  https://norikuradake.jp/

○飛騨乗鞍観光協会HP  http://www.hida-norikura.com/norikura/

○現地問合せ先(乗鞍バスターミナル内 乗鞍総合案内所) 090-8671-3191

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2018年06月15日湯の丸牧場放牧作業

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

6月14日(木)、湯の丸牧場の開牧式に伴い、牛の放牧作業が行われました。

放牧する牛の数は年々減少しているとのことですが、東御市の農家が育てている

乳牛18頭が放牧されました。

【牛を運んで来たトラック】

牛を一頭ずつトラックから引っ張り出します。

【放牧作業の様子】