ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2018年4月

27件の記事があります。

2018年04月27日4月25日から富山県南砺市でレンジャー写真展を開催中♪

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
4月25日から、富山県南砺市の日帰り温泉「くろば温泉」でレンジャー写真展を開催しています!

(会場のくろば温泉は湖畔にあります。4月12日撮影)

この写真展は「白山国立公園」、「伊勢志摩国立公園」、「国指定藤前干潟鳥獣保護区」で活躍するレンジャーやアクティブ・レンジャーが、現地で撮影した写真を展示するものです。各地域を巡回展示するのですが、今年度最初は白山地域での開催となります♪
今回は、南砺市と共催で、上平観光協会の協力、白山ユネスコエコパーク協議会の後援をいただき、地域の皆さまのご支援で開催できることになりました♪

(レンジャー写真展のチラシ。クリックすると大きな画像が見られます。)

白山国立公園からは湿原の幻想的な風景や、懸命に生きる昆虫、高山植物などを、伊勢志摩国立公園からは海のある美しい景色などを、国指定藤前干潟鳥獣保護区からは干潟にいる野鳥たちの表情豊かな様子などを紹介しており、見ていただきたい写真ばかりです。

さらに、今回の会場である「くろば温泉」がある五箇山地区は、世界文化遺産『 白川郷・五箇山の合掌造り集落 』として登録されています!合掌造りの建物が静かな山里に建つ景観はとても風情のあるものです。

(写真展会場の下見に行った4月12日の菅沼集落。桜が咲いていました。)

そして今は新緑の季節。
上の写真を撮影したときよりも更に木々が美しくなっています。輝く新緑の中に合掌造りの建物がある風景はとても美しいですよ。

この時季は、山菜を提供するお店もあり、山の恵みをいただくことができます。
他にも栃もち(トチノキの実を使ったお餅)や堅豆腐(かたとうふ)という大豆の旨みがギュギュっとつまったお豆腐、イワナやジビエ料理など、この土地ならではのおいしいものがたくさんあります。
「こきりこ」という伝統的な民謡も歌い継がれており、白山の懐にある五箇山では、自然、食、文化、建築といろんなものを楽しめます。

ゴールデンウィークはぜひ五箇山に遊びに来てください。レンジャー写真展と五箇山の魅力が皆さまをお待ちしております♪

***** ♪ お知らせ ♪ ************************
♪♪ パークボランティア募集情報♪♪
白山国立公園ではパークボランティアを募集しています。

詳細についてはコチラの記事をご覧ください。↓↓↓
2018年04月13日【5月7日(月)締切り】白山国立公園パークボランティア 募集中!!

♪♪ビジターセンター開館情報♪♪
市ノ瀬ビジターセンターと中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館が4月28日(土)から開館します!
新緑の美しい白山国立公園へ、ぜひお越しください。

************************************

ページ先頭へ↑

2018年04月27日スノーモービル等の乗り入れ規制について

妙高戸隠連山国立公園 桑原大

国立公園の特別保護地区ではスノーモービルやスノーバイクを含め車両の乗り入れは全域で禁止されています。また、乗り入れ規制区域があわせて設定されている区域については、車道を除き、車両で乗り入れることが禁止されています。禁止エリアへの許可なき侵入は自然公園法、自然環境保全法の規定により、6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金が課せられます。

妙高戸隠連山国立公園の新潟県側では、金山・焼山・火打山・妙高山・乙妻山・高妻山の山頂周辺の特別保護地区以外にも以下のように乗り入れ規制区域が設定されています。

妙高戸隠連山国立公園妙高地域の乗り入れ規制区域

 

このエリアは国の特別天然記念物で、絶滅危惧ⅠB類に指定されているライチョウの生息域

でもあり、30羽前後の希少な個体群が生息していますが、最近の調査から個体数が減少傾向にあるとみられています。

火打山春のライチョウ

この時期はライチョウがなわばりを形成する大事な時期です。不用意な侵入や騒音でライチョウ達の生活を脅かすことがないよう、みなさまのご理解とご協力をお願い致します。

 

●おしらせ●

妙高高原公園線(杉野沢~笹ヶ峰)が4/27より通行できるようになりました。

※道路拡幅工事中のため通行規制があります(詳しくはこちら

朝晩は雪解け水により路面が凍結している場合がありますので十分ご注意ください。

ページ先頭へ↑

2018年04月27日最近の室堂について

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

4月より立山管理官事務所のアクティブ・レンジャーに着任しました佐藤裕子です。

よろしくお願いいたします。

今年の室堂は、各所で言われている通り雪が少ないです。

昨年の6月と比較すると、その違いが分かると思います。

らいちょう温泉雷鳥荘付近

201763日撮影】

2018420日撮影】

とは言え、このように地面が露出しているのは一部分で、室堂はほぼ雪道です。

登山靴か長靴でお越しください。

421日から雷鳥沢野営場の営業を開始しました。

雷鳥沢野営管理所(写真右手)にて、トイレと水場が使用できます。

清掃協力金:1人1泊500

                                中山AR撮影

積雪期はテント設営場所として目印にポールが立っています。

ポール内にテントを張ってください。

また、GWは混みあいますので譲りあってご利用ください。

当たり前のことですが、ごみは持ち帰るようお願いします。

ページ先頭へ↑

2018年04月27日50回目を迎えた上高地開山祭

中部山岳国立公園 佐藤怜子

上高地よりこんにちは。

今日は、第50回上高地開山祭の様子をお伝えいたします。

平成30年4月27日、第50回上高地開山祭が執り行われました。

今年は第50回記念ということもあって、例年に増して賑わっているように感じました。

【アルプホルンの演奏と賑わう河童橋のたもと】

【穂高連峰に向かって祝詞をあげる】

【環境省信越自然環境事務所長あいさつ】

信越自然環境事務所長のあいさつでは、我々の着用しているレンジャー服(緑色)のことや、仕事についての紹介がありました。みなさん、緑色の服(※胸元に「Ranger」と「環境省」の文字があります)の人を見かけたら「あれが、レンジャーだな!」と思って下さい。また、お気軽にお声がけ下さいね。

【開山祭後の穂高連峰】

まさに "日本アルプス発祥の地" に相応しい!!

今シーズンも皆様の安全を願います。

山や自然に感謝。 訪れて下さる皆様に感謝。 上高地関係者や地元の人々に感謝。

これから、徐々に上高地の花々が咲いていきます。

もうじきニリンソウの見頃を迎えます。愛らしいニリンソウの咲く上高地を散策してみてはどうでしょうか。

ページ先頭へ↑

2018年04月27日春のいもり池レポート

妙高戸隠連山国立公園 アクティブ・レンジャー 帖地千尋

妙高高原にあるいもり池に気持ちのいい春がやってきています。

いもり池湖畔の桜とキタコブシ

桜、キタコブシは満開

ヤマモミジとミズバショウ

ヤマモミジは丁度かわいい花をつけているところです。

ミズバショウも葉が大きくなってきましたが、まだまだ見頃は続きそうです。

さらにミツガシワが本日開花を迎えました!

 

春のいもり池にはたくさんの鳥たちの姿も。

餌探しをするキツツキのドラミングがあちこちから聴こえ、

餌探し中のアオゲラとオオアカゲラ

左:アオゲラ 右:オオアカゲラ

 

旅立ち前の腹ごしらえに一生懸命なマヒワ、カシラダカ、アトリなど冬鳥の姿や飛来してきたコムクドリ、サンショウクイ、ノジコなど夏鳥の姿も見ることができます。

餌探し中のマヒワとコムクドリ

左;マヒワ 右:コムクドリ

 

パークボランティアによるいもり池のミズバショウ解説は56日まで開催!

429日には日本野鳥の会会員によるバードウォッチングのイベントが開催されます。

(詳細はこちら)身の周りの自然情報に詳しくなると毎日のお散歩も楽しくなりますよ。

ぜひご参加ください!

ページ先頭へ↑

2018年04月26日伊勢市矢持から竜ヶ峠までの古道を歩く

伊勢志摩国立公園 麻生里衣

伊勢志摩地域を訪れる観光客の多くは、伊勢神宮の特に内宮を目指して来ているかと思いますが、じつは内宮以外にも神宮の歴史と深い関係がある興味深い場所がたくさんあるんです。

その一つが神宮参拝のために張り巡らされた「古道」です。

伊勢志摩地域には昔から各地域に住む人が、伊勢神宮を目指して通った古道が残されています。

今回は、横輪・矢持の方面から伊勢神宮へと延びる古道の一部をパークボランティアのみなさんと一緒に歩き、調査を行いました。もうシーズンは終わってしまいましたが、「横輪桜」で有名な伊勢市横輪町をさらに奥へ進んだところにある、矢持町からスタートします。

大輪の横輪桜

矢持町にひっそりとたたずむ久昌寺(きゅうしょうじ)というお寺が今回のスタート地点。このお寺は平清盛の四男が一族の魂を弔うために創建したと伝えられており、この矢持町には平家にまつわるお話が残されています。

古道の途中にはこうしたお話がしっかり展示してあり、歴史に思いをはせながら足を運ぶことができます。

平家にまるわるお話の展示

うららかな春のこの日は、たくさんの植物も花を咲かせていました!

シキミの花

リンドウの花

森を抜けると峠に休憩所があります。ここが「竜ヶ峠」、到着です!

竜ヶ峠 矢持 横輪 ウォーキングコース

伊勢神宮宮域林との境目にあるので、これより先は神宮の森。厳正に管理されています。

今回は竜ヶ峠でお昼を食べ、矢持町に戻りました。

帰りの道で建物が見えたので、少し行ってみると小さな神社がありました。

川の石垣の上にはシマヘビが日光浴。ぽかぽか陽気で、気持ちよさそうです。

シマヘビ 矢持町 ウォーキング

伊勢志摩には、歴史を感じながら自然を楽しめるウォーキングコースがたくさんあります。

お越しの際は、ぜひ皆さんもトライしてみて下さい!

(※高い山ではないとはいえ、長時間のウォーキングになるので、装備を用意をして挑んでくださいね!)

ページ先頭へ↑

2018年04月26日谷川からはじめまして

上信越高原国立公園 谷川 秋本周

はじめまして!

4月から谷川自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーに就任いたしました荒井です。

仕事が始まって毎朝通勤で美しい谷川岳を眺める度に、都会では味わえないぜいたくだなぁ・・・と癒しをいただいています。早く登りたいです。

これから谷川・苗場地域のことやアクティブ・レンジャーの仕事のことなど、沢山の魅力を発信していけるようになりたいと思いますのでよろしくお願いします!

23日に管理する施設の融雪後の状況を確認しに現場へ行きました!

ここで下の写真を御覧ください。

なんだとおもいますか?少しかすれた文字を読んでみると・・・

そう、正解は橋です!なんでも土砂災害があったらしく、橋がまるまる飲み込まれて今の状況になってしまったようです。

現場はこの先なのにどうするのだろう?と思っていたら一緒にいた自然保護官が

「橋げたを渡ります」ということで、小学校の平均台のようにバランスをとりながら橋げたを渡りました。

てくてく歩いてしばらくすると駐車場に出ました。

積雪等の影響で運ばれてきたらしく、岩がゴロゴロしていました。自分は冬明け直後の山は初めてだったのでこういった光景も新鮮に感じます。

さて! いくぞー!と意気込んだ直後に目の前に現れたのが・・・

沢!

この沢の上流にある国道の交通規制が解除される頃には木の橋を架けて通れるようにするのですが、雪解け水が出ている今は岩伝いに越えていくのにはちょっと水量が多すぎる・・・と、いうことで今回はここまででした。

大自然と関わりながら仕事をするということの面白さと難しさを感じることができた現場確認でした。今回は現場のほんの一部しか行くことができませんでしたが、アクティブ・レンジャーの仕事はまだまだ始まったばかり、ということでこれから少しずつ色々なことを学び、お伝えしていければと思います!

写真も文章もまだまだかと思いますが、頑張っていこうと思いますのでよろしくお願いします。


ページ先頭へ↑

2018年04月25日野尻湖畔にナウマンゾウのモニュメントが設置されました!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

4月23日(火)、野尻湖と親しむプロジェクトの皆さんと、

野尻湖畔にナウマンゾウのモニュメントを設置してきました。

01モニュメント設置なう

 

このプロジェクトは、野尻湖畔の親水空間の創出や遊歩道の整備などを目的として

地元有志や野尻湖ナウマンゾウ博物館、信濃町役場などが加わって活動をしています。

02緑水風の空間にも

 

ナウマンゾウのモニュメントにはひとつひとつストーリーがあります。

モニュメントを全て掲載したマップを昨年度改訂しました。

03モニュメントマップ改訂版!

(↑マップは野尻湖周辺活性化事業実行委員会で作成しました。)

 

さらに今年は5年ぶりに"水生植物園"の設置を行いました。

04水生植物園設置中

 

昔の野尻湖は水草が繁茂し、その周囲は様々な種類の魚類が

生息していたそうです。

05昔の野尻湖は水草いっぱい

(↑明治時代の野尻湖畔の写真)

 

増えすぎた水草を減らすために"ソウギョ"を放流。

放流個体数が多すぎたため、水草が全て食べ尽くされてしまいました。

 

少しでも生物多様性の高い野尻湖畔を取り戻すため、

プロジェクトでは「水生植物園」を作る取組を始めました。

06水草の苗はこれ!

 

水草の苗は湖底に穴を掘って植えます。腕までどっぷり水に浸かりました!

まだまだ野尻湖の水は冷たい(>o<;;;)

07穴を掘って植えます

 

植えた水草がどんな風に増えていくか、楽しみです♪

みなさん作業お疲れ様でした!

 

ゴールデンウィークはぜひ桜咲く野尻湖へ!

国立公園へ出かけよう!

ページ先頭へ↑

2018年04月24日飯綱高原、大谷地湿原に春到来

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

4月21日(土)は長野県自然保護レンジャーと

逆谷地(さかさやち)湿原、大谷地(おおやち)湿原で合同巡視を実施しました。

 

逆谷地湿原は国立公園外ですが、飯縄山がとてもキレイに見える場所です。

01逆さ谷地湿原から

 

案内役は長野県環境保全研究所の富樫先生。

座学でも逆谷地湿原や飯縄山について解説していただきました。

02座学で逆谷地

 

逆谷地湿原は泥炭層が13mも積もっている強酸性の湿原です。

泥炭の積もるスピードは年に0.1mmほど。

そのため13mも貯まるには約10万年かかると考えられています。

03湿原には泥炭いっぱい

 

つまり逆谷地湿原は釧路や尾瀬といった湿原よりも

はるかに古い歴史があることがわかります(釧路は約3千年、尾瀬は約9千年)!

 

その後、国立公園内の大谷地湿原に移動して巡視開始。

大谷地湿原は、昨年度、長野市が全面ヨシ刈りを行いました。

04ヨシがなくなってすっきり

(↑ヨシがなくなって見た目がスッキリ!)

 

ヨシは非常に水の蒸散力の強い植物です。そのため、ヨシが繁茂していると

湿原の乾燥化、陸地化が進んでしまいます。

05ヨシがいっぱいの大谷地

(↑こちらは昨年5月20日の大谷地湿原の写真)

 

乾燥化を防ぎ、湿原性のリュウキンカなどの植物を

守っていくためにヨシ刈りが行われました。

06大谷地のリュウキンカ

(↑リュウキンカ咲いていました。)

 

湿原をぐるっと一周する散策ルートを歩くと、

リュウキンカ以外にもミズバショウが顔を出していました(´▽`)

07ミズバショウも頭だしてっます

 

他にも・・・切り株にびっしりと粘菌が!!!

08粘菌!!!

 

木道脇ではオタマジャクシも発見できて、春の息吹を感じました!

09オタマがいっぱい!!!

 

ちょうどゴールデンウィークのころが見頃かもしれません。。。

ぜひ飯綱高原にも足を運んで見て下さい。

○飯綱高原の開花情報などはこちら

ページ先頭へ↑

2018年04月23日菅平湿原でIkimonGO!

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 前田久美子

4月18日(水)、朝は冷え込んでみぞれが降ったという菅平・・・。

 

菅平湿原でとってもワクワクする取組が始まりました!

その名も『IkimonGO』!まずは関係者を集めて菅平高原自然館で稼動試験です。

01自然館です

 

某スマホアプリとそっくりの名前ですが・・・

菅平湿原を歩いて、位置情報と連動した生きものの情報を確認できるシステムです!

02いきもんGOの画面です

 

自分のいる場所が赤いピンで表示され、

その近くの生きもの情報が青いピンで表示されます。

03いきもん情報

 

さっそく自分の携帯電話で表示できるか、みなさん悪戦苦闘しながらやっています。

04稼動実験

 

実際に外にでて、生きもの情報を登録できるか・・・など試してみました。

05外でも実験

 

元は、菅平湿原へいらした方が発見した生きものの位置などの情報を

菅平湿原生き物ホットマップ」として湿原入口の菅平高原自然館で展示をしていました。

06生き物ほっとマップ

 

このデジタルバージョンとして開発がはじまったのが「IkimonGO」です。

システムの開発は筑波大学の学生さんが行っています。

07開発チーム!?

 

環境省でやっている「いきものログ」ともちょっと似ていますね!

今回の稼動試験でわかったことを元にシステムを改良して、

5月のゴールデンウィークに一般の方も使えるようにするそうです。

 

菅平高原自然館は通常6月からオープンですが、ゴールデンウィークにも

限定OPENするそうなので、ぜひ立ち寄ってみて下さい!

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ